貸し出し手続きの際、職員から、「年末年始を挟むので、通常より返却期限が延びています。」という説明を受けたのですが、その期限がいつだっのたのか、忘れてしまいました。期限が記載された紙きれも渡されていたのですが、それもどこかに紛れてしまって、見つかりません。
通常であれば、今日ぐらいには返却しないといけないはずです。けど、全部読み終えていないので、期限がまだ先であれば、ギリギリまで借りていたいところです。
さてさて、どうしましょう、ってなりました。
「期限が分からないから仕方ない。返せるうちに返しておくか。」
って思って、図書館の利用者カードを用意していたら、ふと思い出しました。利用者カードを切り替えたときに、確か利用者登録をしたはず・・・、と。
そこで、図書館のWebサイトを開いてみました。ページ内には、「ログイン」ボタンがあります。
利用者コードと、パスワードを入力してログインします。
すると、今借りている図書(本)の一覧と、それぞれの返却期限が出てきました。
「おぉ、便利ぃ」って、思わずつぶやきました。
返却期限までにはまだ十分に余裕があることが分かって、ホッとしました。今日はやめて、来週の週末に返却することにしました。
これも、図書館のサービスのデジタル化のおかげです。
地域、自治体によっては、もうずいぶん前にこういうシステムを導入済みのところも多いことでしょう。おそらく、私の地域は遅い方だとは思いますが。
行政サービスのデジタル化は、図書館だけに限りません。先日、不動産の登記簿謄本が必要になり、法務局に行ってみました。すると、窓口にタッチパネル式の交付申請受付マシンが設置してありました。そこに必要な情報を打ち込むと、すかさず、カウンター内から「〇番でお待ちの方ぁ、どうぞ。」って案内があり、対象不動産の登記簿謄本(今はデジタル化されているので、『紙の謄本』ではなく、『登記事項証明書』って言いますが。)を交付してくれました。
待ち時間はほぼゼロです。すぐさま、交付してもらえました。
しかも、一昔前は、不動産所在地の法務局まで出向く必要があったのですが、今は、どこの法務局であっても、日本全国の不動産の登記事項証明書を手に入れることができます。デジタル化の恩恵です。
また、戸籍関係もデジタル化されたようで、もう数か月もすると、最寄りの役場で、日本全国の自治体の戸籍情報を入手できるようになるはずです(・・・おそらく?)。現在の戸籍情報ばかりでなく、改製原戸籍や除籍謄本であっても、近くの役場で入手できるのではないでしょうか。
これでずいぶんと、便利になります。
せっかくの便利なデジタルの制度です。使いこなせるようにして、恩恵を受けたいものです。
それでは、また次の記事で
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