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パソコン悪戦苦闘記録

マル秘情報がメールで届く 誤送信リスク回避手段

 今日、会社で仕事中、上司からあるメールが届きました。
 そのメールにはファイルが添付されていて、その開封のためのパスワードがメール本文に記載されていました。

 何の用件だろうと、パスワードを使って添付ファイルを開くと、私にはあまり関係なさそうな内容です。というよりも、これには内密情報が記載されています。
 「えっ、これって私が読んでもいいの?」
っていうような、マル秘情報です。
 
 んで、改めてメール本文を読み直してみると、私あてのメールではないことが分かりました。
 別の人に送信しようとしていたのに、その上司は誤って、関係のない私あてに送信してしまったのです。ある社員に送信しようとしていたのに、その社員と姓が似ているために間違って私に送信したようです。
 誤送信ってぇやつです。



 その上司に電話すると、
  「ごめんごめん、中を読まずに、削除しておいてくれないか。」
と頼まれました。
 信頼できる上司だったので、その指示どおりするに削除しておきました。上司に「貸し」が一つできました。

 メールの「誤送信」は、時々起きる、典型的なセキュリティリスクの一つです。
  「あぁ、やっちまったぁ!」
  ところによっては「やってもおぉたぁ~!」
っていうやつです。
 この手のリスクは、ヒューマンエラーです。人間のやることですから、どうしても一定程度の確率で生じます。

 ですから、このリスクの害を低減するために、パスワードは、同一メールに記載することは避けるべきとされています。
 同一メールにパスワードを載せていると、何のためにファイルパスワードを設定したのか、意味がなくなりますから。
 ナンバー式のロックがされている玄関に、デカデカとその開錠ナンバーを貼り付けているようなもんです。
 「施錠していますが、このナンバーでロック解除できます。どうぞどうぞ、ご自由に中にお入りください。」
ってなもんです。

 それにしても、「送信相手が私でよかったですね、上司の〇〇さん」
 「私も気をつけよう」って、切に思いました。
 パスワードは、できればメールとは別の手段で伝えましょう。少なくとも、別便のメールで送信しましょう。

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それでは、また次の記事で。
goosyun

コメント一覧

goosyun
narkejp さん
 「セキュリティ意識が薄い」人、います。
 デジタルを苦手とする、私のかつての上司は、
「パスワードをかけずに、送れ。」っていう人でした。
  PPAP 問題、今後は内密情報のメール送信は禁止となるんでしょうか。
narkejp
よくあるケースですね。私もパスワード付きの添付ファイルを送る場合はパスワードを別にFAXで送る流儀でしたが、某所の責任者は面倒だからパスワードを同じメールで送れという人で、セキュリティ意識が薄いようでした。いわゆる PPAP 問題、コンピュータの関わる場面では、「可能性のあることは起こる」「起こってほしくないことは最悪のタイミングで起こる」というマーフィーの法則は、単なる冗談ではないと思います。上司の方、誤送信の相手が goosyun さんで良かったですね(^o^)/
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