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酒の肴になる話題を独断偏見で更新。棲家は3府県の隙間エリア北摂(兵庫東北部、大阪北端、京都南部)※敬称は略。

思えば遠くへ来たもんだ

2025-02-24 | 日記
結婚して52年。
金婚式をとっくに超えた。
家人のバースデーと共にやって来る記念日。
思えば遠くへ来たもんだ。
1973年2月24日にロンドンで結婚式を挙げた。
その日は家人23歳の誕生日。
旅行会社立ち上げた学友の手配ミスでトラブル発生。
予定していたバースデー挙式はご破算。
滞在日数とか洗礼とかの条件が付いた。
何も知らず八方ふさがりになった。
「どうしても、私の誕生日にしてほしい」
女性にとって人生最大のイベントで当然、そういう。
こちらはいい加減な性格。
ロンドンで挙式とはいえ学生結婚。
ヒッチハイクに近い貧乏ハネムーン。
「ま、いいか。式をロンドンで挙げられればいい。少し待てば出来る」ぐらいの軽い気持ち。
「勝手に教会に入り込んで挙式する」
無茶苦茶な決断を私はした。
機中で親しくなった国際基督大生(吉住貞夫)に神父役を頼んだ。
聖書に誓い、指輪(大阪・梅田地下で買った1500円のリング)を交換。
同じ機内で知り合った沖縄大、北大、東京工大生らに事情を説明。
「それはいい、やろうぜ!」
口を揃えて賛同、エセ付添人になってもらった。
忘れもしないセント・ジュードチャーチ。

ロンドン市内ケンジントンストリートの教会に潜りこんだのだ。
1973年2月24日⇒2025年2月24日。
月面着陸の昭和からウクライナ侵略まる3年の令和。
宇宙規模からすると52年の時は瞬きもない。
真っ先に離婚するのは我々夫婦だ、と当時いわれた。
知人らの方がバツイチバツ2、鬼籍にも入った。
ま、連れ添った相手が偉かったのだ。
家庭に向いていない我が身を支えた。
「別れたら、かえって喜ぶ」
そんな意地と忍耐?か。
老後の復讐サスペンスが待っていよう。
どちらが先に逝くのだろうか?
中学2年生で同じクラスになった。
知り合ってからなら60年以上になる。
娘2人、孫2人に恵まれ愛犬も共にした。
今では野鳥が話し相手。
次は79歳と78歳でプラチナ婚。
「戦争を知らない子供たち」のまま元気で健康に過ごせるだろうか?
※これはルビー婚40年にアップした記事の焼き直し。





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