第一話 「コミケに行ってきた」
今月某日、夏場特有の催しとして親しまれている、所謂「夏コミ」へ行った。開場は午前十時からとのことだったが、初めてのことで勝手が判らず、思いの外早い時間に到着してしまった。そのため、暫くの間は実に日本人らしい体験「行列に並ぶ」をした。
俺がこの夏、コミケットを訪れた最大の理由は可愛いコスプレイヤーを見学するという一点であった。会場へ入るとすぐさまコスプレ広場へと向かったのだが、この時点ではまだそれほど人がいなかった。とても気になったエロ・コスプレイヤーの露出っぷりを思うさま堪能し、他のブースを見て回ることにした。途中、Cannibal Corpseの3rdアルバム「Tomb of the Mutilated」のTシャツを着た青年を発見した。少し嬉しく思った俺は、Stomaのシャツを着た人間がいないか周囲を見渡してみるものの、さすがにその想いは叶わなかった。
様々なブースを見学したが、人が多すぎ(人大杉)るため、ただ流されているようなものであった。既に俺の服を濡らしている汗は、不特定多数の人間によって形成されたのだと思わざるを得ない状態だ。
正午になったので、もう一度コスプレイヤーを見に行った。すると、今度は午前と違い確かな賑わいを見せていた。当初の目的としては、「可愛いコスプレイヤーがいれば良いなぁ」といった一縷の望みに賭けていた面があった。しかし、様々なコスプレを見学した判明したことがある。それは、可愛いコスプレイヤーなど掃いて捨てるほど居るのだということだ。
本当に、可愛いコスプレイヤーだらけのコミケ体験だった。そしてエロかった。肩を露出しているだけでエロスを感じるほど感性豊かになっている昨今である。ちなみに、コスプレを見に行っただけなので何も購入していない。
第二話 「無謀な夏の過ごし方」
今年の猛暑は毎朝、天気予報において紫外線情報が視聴者へと伝えられる。紫外線指数が一定値を超えるであろう場合、外で遊んではいけないと言われる。そういった情報をくれる綺麗なお姉さんの言うことは、きっと正しいのだろう。なんたって綺麗なお姉さんなのだから。姉のいない俺には羨ましくて仕方がない。
そんな日でも、公園までテニスやバドミントンをしに行った。週に何度か、蒸し風呂のような気候を省みず公園で運動したのだ。熱中症で倒れた友人も身近にいるが、俺は運動不足の解消に努めた。だが、筋肉痛になるより先に暑さで死にそうになる。それでも、数週間ほど家から一歩も外へ出ない生活をしていると、体が鈍ってくるため適度な運動が欠かせない。肝心なのは倒れないことだ。
そして、家に居る間は始終、「いただきストリート、ゴージャスキング」をプレイしている。日に二戦程度なので、現在までに何十回と戦い抜いてきた。ニコニコ動画でのよしき弄りに影響され、やたらとよしきを対戦相手に選んでは快勝を重ねている。昔から一番大好きな日本列島のMAPのほか、スラリンやソフィーの洞窟、呪いの館など、好きなMAPは特に何度も選んでしまう。
俺がいたストで遊ぶ際の設定は次の通り。目標金額MAX、破産人数MAX、カジノはスロットのみ、シャッフルモードON、空き地モードON。そういえば、スーファミ版ではスライムになってプレイ出来るのが可愛くて好みだった。このゴージャスキングでは、毎回さいころスーツで決戦に臨んでいる。
第三話 「音楽の話」
超有名ホラー・グラインディング・デス・メタル・バンドと言えば、ご存知Morticianである。彼らの楽曲は、単純なリフが多いため、ギターボーカルの練習をするのに適している。と、思ったのでMorticianの曲をギターで弾きながら歌ってみた。早い話が、Morticianのコピーをやってみたのである。
課題曲は、ゾンビがこちらへ向かってきている青っぽいジャケットに収録されている、「Ghost House」だ。何度も音源を流しながら、ドラム譜をパソコンに打ち込んだ。忠実に耳コピ出来たと思うが、SSRのプリセットで作成しているため、音自体にはかなり差異を感じる。
何故、ドラムまでコピーしたかと言うと、ギターボーカルの練習だけでは物足りなくなったので、完全にコピーしてしまいたくなったのだ。こうして、愛用の4トラックMTRにギター、ベース、ドラム、ボーカルを1トラックずつ録音した。そう、ギターは1本しか録音していないが、それで十分違和感が無いので大丈夫だ。他のパートは全てセンターだが、1本だけのギターは定位を少し左に置くのが俺流である。歌は歌詞を読みながら出来る限り忠実に、エフェクト無しで歌いきった。といっても、あそこまで低い声が出ないのが残念だった。
あまりに残念だったので、コピーでは飽き足らず、カヴァーをすることにした。全パートをパソコンに入力した譜面から、自分なりにアレンジを加え、結局のところ前奏(Aメロかな)の部分以外はかなり大胆に原曲と違っている。まずテンポが、Morticianの基本である250ではなく300になっている。といっても、前奏は原曲と全く同じままだ。
コピーと同じようにMTRへ録音した後、MDへのミックスダウン時にもう一つボーカルを加えた。ガテラル気味に歌詞を歌うボーカルに、喚き系(?)のボーカルを重ねてみた。これは自分で満足いく出来に仕上がったので、誰かに聴かせたくて堪らない気分になった。3分06秒程度だった原曲が、適当なアレンジで1分半にまで縮まったため、かなり聴き易いゴアメタルへ変化したと思い込んでいる。
第四話 「メタラーファッション」
たまに、露骨なメタル系ファッションに身を包んでしまおうかと考える瞬間がある。だが、あれは一歩間違えばゲイに見えるため、そう思う度に自重しているのだ。
露骨ではなくても、背にバフォメットを印刷した服くらいは持っていたいと思う。過度に他人の視線を気にするあまり、普通っぽさに重点を置いた格好に拘っていたので、まともな服しか持っていない。リラックマのシャツや白ジャージで出掛けることも多いので、よく見たらまともとは少し違うのかもしれないが、メタルっぽさが無いのは確実だろう。
他人の視線を気にするのには原因がある。人一倍、視線を浴びる状況に身を置いていたためだ。少なくとも、数年前に学校で一番目立っていたのは俺だと、大勢の友人が認めている。露骨なのは注目を集める結果になると思い、ジャスコやダイエーの服だけを纏っていたが、長い金髪の前にはさほど意味をなさなかった。
現在は金髪部分も頭髪の四分の一(右前のみ)なので、以前のように無数の視線が突き刺さる感覚は無い。だが、それでも見られているような気になってしまう。
書いていて思い出したが、高校の時もやたらと他人に見られていた。よく、俺が知らない学生にまで○○に似ていると言われていた記憶が鮮明に蘇ってきた。目立つのは嫌いではないのだが、プライベートで注目を浴びるのは息苦しいものだ。つまり、芸能人のようにメディアに露出する仕事は、大変の極みであると言えるだろう。俺のように小さな世界だけでも気落ちするのだから尚更だと思うのだ。
とにかく、メタル系ファッションに身を包みたい願望は、お洒落と無縁の俺だからこそ持っているものなのだと思う。まず絶対に髭を剃りたくないので、髭が無理だという仕事には就けない。こいつを剃るくらいならホームレスにでもなったほうがマシだとさえ思える。他は妥協するが、なるべくメタルっぽさを残していたいのだ。
厳密に言うと、メタラーではなくゴアグラインダーなのだが、一般的には混同されてしまうので俺も特に区別していない。昔の金髪ロン毛は、メタラーになって獅子舞ヘドバンをする(デスメタラーのあの髪が回転するやつ)という目的があったが叶わずだった。ルックス的にアレキシ・ライホに憧れた時期もあったが、理解してくれる人が少な過ぎて正直微妙だった。ギター持って(俺は絶対に背負わず、手に持って歩く)スタジオへ向かうと女子高生たちが小声で「ビジュアル系だ」と言っているし、視線に敏感になっている俺はそういう声もしっかり聞こえている。たぶん、あくまで推測でしかないのだが・・・ダンロップの靴(当時愛用していた)を履きこなしているビジュアル系は居ないと思う。
きっと口ピアスが善くないのだと思う。だが、六年も付けていると外すタイミングが分からない。何より、やはり好きで空けたものだから、俺自身は気に入っている。とりあえず、ゲイだと思われない程度にメタラーファッションを会得するべく、GutのTシャツを買おうと思っている。お金が貯まったらまずはGutだろうと思っている。
ところで「The Cumback」はパソコンに入れると「Comback」と表示される。さすがドイチュだ。
おわりに
書きながら感じていたけど、改行が変だ。けど、どうでもいいや暑いし。
今月某日、夏場特有の催しとして親しまれている、所謂「夏コミ」へ行った。開場は午前十時からとのことだったが、初めてのことで勝手が判らず、思いの外早い時間に到着してしまった。そのため、暫くの間は実に日本人らしい体験「行列に並ぶ」をした。
俺がこの夏、コミケットを訪れた最大の理由は可愛いコスプレイヤーを見学するという一点であった。会場へ入るとすぐさまコスプレ広場へと向かったのだが、この時点ではまだそれほど人がいなかった。とても気になったエロ・コスプレイヤーの露出っぷりを思うさま堪能し、他のブースを見て回ることにした。途中、Cannibal Corpseの3rdアルバム「Tomb of the Mutilated」のTシャツを着た青年を発見した。少し嬉しく思った俺は、Stomaのシャツを着た人間がいないか周囲を見渡してみるものの、さすがにその想いは叶わなかった。
様々なブースを見学したが、人が多すぎ(人大杉)るため、ただ流されているようなものであった。既に俺の服を濡らしている汗は、不特定多数の人間によって形成されたのだと思わざるを得ない状態だ。
正午になったので、もう一度コスプレイヤーを見に行った。すると、今度は午前と違い確かな賑わいを見せていた。当初の目的としては、「可愛いコスプレイヤーがいれば良いなぁ」といった一縷の望みに賭けていた面があった。しかし、様々なコスプレを見学した判明したことがある。それは、可愛いコスプレイヤーなど掃いて捨てるほど居るのだということだ。
本当に、可愛いコスプレイヤーだらけのコミケ体験だった。そしてエロかった。肩を露出しているだけでエロスを感じるほど感性豊かになっている昨今である。ちなみに、コスプレを見に行っただけなので何も購入していない。
第二話 「無謀な夏の過ごし方」
今年の猛暑は毎朝、天気予報において紫外線情報が視聴者へと伝えられる。紫外線指数が一定値を超えるであろう場合、外で遊んではいけないと言われる。そういった情報をくれる綺麗なお姉さんの言うことは、きっと正しいのだろう。なんたって綺麗なお姉さんなのだから。姉のいない俺には羨ましくて仕方がない。
そんな日でも、公園までテニスやバドミントンをしに行った。週に何度か、蒸し風呂のような気候を省みず公園で運動したのだ。熱中症で倒れた友人も身近にいるが、俺は運動不足の解消に努めた。だが、筋肉痛になるより先に暑さで死にそうになる。それでも、数週間ほど家から一歩も外へ出ない生活をしていると、体が鈍ってくるため適度な運動が欠かせない。肝心なのは倒れないことだ。
そして、家に居る間は始終、「いただきストリート、ゴージャスキング」をプレイしている。日に二戦程度なので、現在までに何十回と戦い抜いてきた。ニコニコ動画でのよしき弄りに影響され、やたらとよしきを対戦相手に選んでは快勝を重ねている。昔から一番大好きな日本列島のMAPのほか、スラリンやソフィーの洞窟、呪いの館など、好きなMAPは特に何度も選んでしまう。
俺がいたストで遊ぶ際の設定は次の通り。目標金額MAX、破産人数MAX、カジノはスロットのみ、シャッフルモードON、空き地モードON。そういえば、スーファミ版ではスライムになってプレイ出来るのが可愛くて好みだった。このゴージャスキングでは、毎回さいころスーツで決戦に臨んでいる。
第三話 「音楽の話」
超有名ホラー・グラインディング・デス・メタル・バンドと言えば、ご存知Morticianである。彼らの楽曲は、単純なリフが多いため、ギターボーカルの練習をするのに適している。と、思ったのでMorticianの曲をギターで弾きながら歌ってみた。早い話が、Morticianのコピーをやってみたのである。
課題曲は、ゾンビがこちらへ向かってきている青っぽいジャケットに収録されている、「Ghost House」だ。何度も音源を流しながら、ドラム譜をパソコンに打ち込んだ。忠実に耳コピ出来たと思うが、SSRのプリセットで作成しているため、音自体にはかなり差異を感じる。
何故、ドラムまでコピーしたかと言うと、ギターボーカルの練習だけでは物足りなくなったので、完全にコピーしてしまいたくなったのだ。こうして、愛用の4トラックMTRにギター、ベース、ドラム、ボーカルを1トラックずつ録音した。そう、ギターは1本しか録音していないが、それで十分違和感が無いので大丈夫だ。他のパートは全てセンターだが、1本だけのギターは定位を少し左に置くのが俺流である。歌は歌詞を読みながら出来る限り忠実に、エフェクト無しで歌いきった。といっても、あそこまで低い声が出ないのが残念だった。
あまりに残念だったので、コピーでは飽き足らず、カヴァーをすることにした。全パートをパソコンに入力した譜面から、自分なりにアレンジを加え、結局のところ前奏(Aメロかな)の部分以外はかなり大胆に原曲と違っている。まずテンポが、Morticianの基本である250ではなく300になっている。といっても、前奏は原曲と全く同じままだ。
コピーと同じようにMTRへ録音した後、MDへのミックスダウン時にもう一つボーカルを加えた。ガテラル気味に歌詞を歌うボーカルに、喚き系(?)のボーカルを重ねてみた。これは自分で満足いく出来に仕上がったので、誰かに聴かせたくて堪らない気分になった。3分06秒程度だった原曲が、適当なアレンジで1分半にまで縮まったため、かなり聴き易いゴアメタルへ変化したと思い込んでいる。
第四話 「メタラーファッション」
たまに、露骨なメタル系ファッションに身を包んでしまおうかと考える瞬間がある。だが、あれは一歩間違えばゲイに見えるため、そう思う度に自重しているのだ。
露骨ではなくても、背にバフォメットを印刷した服くらいは持っていたいと思う。過度に他人の視線を気にするあまり、普通っぽさに重点を置いた格好に拘っていたので、まともな服しか持っていない。リラックマのシャツや白ジャージで出掛けることも多いので、よく見たらまともとは少し違うのかもしれないが、メタルっぽさが無いのは確実だろう。
他人の視線を気にするのには原因がある。人一倍、視線を浴びる状況に身を置いていたためだ。少なくとも、数年前に学校で一番目立っていたのは俺だと、大勢の友人が認めている。露骨なのは注目を集める結果になると思い、ジャスコやダイエーの服だけを纏っていたが、長い金髪の前にはさほど意味をなさなかった。
現在は金髪部分も頭髪の四分の一(右前のみ)なので、以前のように無数の視線が突き刺さる感覚は無い。だが、それでも見られているような気になってしまう。
書いていて思い出したが、高校の時もやたらと他人に見られていた。よく、俺が知らない学生にまで○○に似ていると言われていた記憶が鮮明に蘇ってきた。目立つのは嫌いではないのだが、プライベートで注目を浴びるのは息苦しいものだ。つまり、芸能人のようにメディアに露出する仕事は、大変の極みであると言えるだろう。俺のように小さな世界だけでも気落ちするのだから尚更だと思うのだ。
とにかく、メタル系ファッションに身を包みたい願望は、お洒落と無縁の俺だからこそ持っているものなのだと思う。まず絶対に髭を剃りたくないので、髭が無理だという仕事には就けない。こいつを剃るくらいならホームレスにでもなったほうがマシだとさえ思える。他は妥協するが、なるべくメタルっぽさを残していたいのだ。
厳密に言うと、メタラーではなくゴアグラインダーなのだが、一般的には混同されてしまうので俺も特に区別していない。昔の金髪ロン毛は、メタラーになって獅子舞ヘドバンをする(デスメタラーのあの髪が回転するやつ)という目的があったが叶わずだった。ルックス的にアレキシ・ライホに憧れた時期もあったが、理解してくれる人が少な過ぎて正直微妙だった。ギター持って(俺は絶対に背負わず、手に持って歩く)スタジオへ向かうと女子高生たちが小声で「ビジュアル系だ」と言っているし、視線に敏感になっている俺はそういう声もしっかり聞こえている。たぶん、あくまで推測でしかないのだが・・・ダンロップの靴(当時愛用していた)を履きこなしているビジュアル系は居ないと思う。
きっと口ピアスが善くないのだと思う。だが、六年も付けていると外すタイミングが分からない。何より、やはり好きで空けたものだから、俺自身は気に入っている。とりあえず、ゲイだと思われない程度にメタラーファッションを会得するべく、GutのTシャツを買おうと思っている。お金が貯まったらまずはGutだろうと思っている。
ところで「The Cumback」はパソコンに入れると「Comback」と表示される。さすがドイチュだ。
おわりに
書きながら感じていたけど、改行が変だ。けど、どうでもいいや暑いし。
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