初めに溺死ボーカルを考えた人は、一体どこの誰なのだろうか。溺死ボーカルとは、主にゴアグラインド系音楽において声を水音で加工したものを指す。たとえばデスメタル等では、歌唱法としてデス声(=デスヴォイス)、ガテラルなどと呼ばれる声のバリエーションがある。時としてそれらは、乾いた咆哮の如き音であったり、湿った排水溝のような音であるが、水っぽさを含む声に魅せられる消費者は少なくない。具体的に言えば、Disgorge(Mex)のアンチモを良質なボーカルとする人々である。彼の歌唱は、同程度の知名度を持つデスメタル系バンドの声と比較すると、かなり水っぽいことが分かる。溺死ボーカルの起源について、私は心得ていないのだが、おそらくこうした水っぽさを求める傾向が発展し、現在のスタイルを確立するに至ったのではないかと考えている。さらに詳しい推測として、徐々に水っぽさを増していったのではなく、何処かのバンドが急に、現在のような水音加工を実践したのではないかと思う。このような考えを持つ背景には、ゴアグラインド自体が実験的な手法を幾度も織り込んでいることや、遊び感覚で奇天烈な発想を盛り込むジャンルであることを説明しておかねばなるまい。
兎に角、私は溺死ボーカルが好きである。無論、その他のボーカルスタイルも悉く好んで憚らないので、溺死ボーカルも好きなボーカルスタイルの一つであるという意味だ。Anal Penetrationの水過ぎる水っぽさや、Gruesome Maladyの水の溢れ出る音のようなボーカル、Plasmaの下水音や、Anal Fistのデス声の合間に使う水音咆哮など、昨今では数多くの溺死ボーカリストが存在している。とはいえ、こう書くとまるで故人のような気がしてならない。溺死ボーカルのように、これからも素敵な歌唱法を編み出すべく試行作後を繰り返しているゴアグラインダー達に幸あれ。
兎に角、私は溺死ボーカルが好きである。無論、その他のボーカルスタイルも悉く好んで憚らないので、溺死ボーカルも好きなボーカルスタイルの一つであるという意味だ。Anal Penetrationの水過ぎる水っぽさや、Gruesome Maladyの水の溢れ出る音のようなボーカル、Plasmaの下水音や、Anal Fistのデス声の合間に使う水音咆哮など、昨今では数多くの溺死ボーカリストが存在している。とはいえ、こう書くとまるで故人のような気がしてならない。溺死ボーカルのように、これからも素敵な歌唱法を編み出すべく試行作後を繰り返しているゴアグラインダー達に幸あれ。
シフターで下げてマネしても水っぽさが出ません。
何のエフェクターを使って水音に加工しているのか格闘中です。
しかもメキシコとかのバンドはヴォーカルエフェクターみたいな高価なものじゃなくてギター用とかを無理矢理繋いでとかみたいな感じなんでしょうかね?
この溺死ボイスで唄うことを考えた人はアホだけど天才ですよね!
ギター用のマルチにもピッチエフェクトが入っていますからね。マイク繋いで試してみたものの、声の反映が遅れるのでやめましたが。
水声への加工はシンセ等ではプリセットなのだと考えています。溺死ボーカルを繰るバンドは多いので、きっと面倒なことはしないだろうという理由で。
エフェクト見つけたら自分でも試してみたいと思います。喉に唾液溜めて人力で出そうとしても全然無理だったので。
ゴア系のアホっぽさはとても愛しいものです。
みんなやる事は同じで安心しました(笑)
ちなみにZOOMやデジテックなどエフェクターの会社にも質問しましたが理解されませんでした。
謎を発見次第コメントしますぅ!
知らない人に説明するのは難しいですよね。"ボーカル"というものは"歌"に限るって固定概念を覆さねばなりませんから。
謎が解けたら夢が広がりますね。
そして記事投稿してから8年とは!
早いなぁ。