坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

いつも言ってるんだけど。

2014-09-23 | レッスン室から
↓下のあおむし君、現在行方不明ですー

涼しかった土曜日、木の根元に落っこちてしまっていたのを
お嫁さんが見つけ、葉っぱの茂った暖かそうな場所に
戻したのですが・・・
それきり、暑い日になっても、見つかっていません。
どこか暖かい場所でさなぎになっていればいいのですけれど。。。。



ところで、


一日に数人のレッスンをしている数時間の間に、私が必ず口にする言葉って
何でしょう?

「自分の音を良く聴いてね」

「先生の話を、最後まで良く聴いてね」

(最近は、こちらの方が多いかなあ。
自分がおしゃべりするのは、得意だけど、先生の話は、
なかなか聴いてくれていない人いますね~?)


「足!」

ん??ピアノは、手で、指で、弾くもの

それなのに

「足」??

疲れない良い姿勢で、良い音で、ピアノを弾くために

足の置き方はとても大切。

高さの調節出来る椅子

自家製で良いので、 足台

これを 用意していただいて、小さい子ども達のレッスンを
はじめるようお願いしていますが。



気がつけば、

ピアノのイスの根元に リラックスして曲げられた両足

置いた足台をわざわざ避けて?変な場所に足を持っていってたり

時には、足を組んでいるツワモノ


下半身が 脱力~~では、

腕を上手に使えないのです。

バーナムのように、低い音から 高い音まで、音域の広~い曲を
弾かせてみると、「足を床に着けないと 上半身が自由に動かない」と
わかってくれますが。

それでも、気づくと 叉  イスの下で、 中途半端にリラックスした足を
発見して

「足!」と注意する事になりますー


もしかしたら
「指の山~」って言うより
「足!」って注意する回数の方が多いかもしれません。

ペダルをたくさん使う年齢になったり、弾く曲が難しくなると
さすがに 「足!」と言いたくなる子は 少なくなりますが。
(両足が地に着いていないと弾きにくいよね)


先日、日頃は良く練習してくる大きい生徒が、

忙しかったようで・・・

ほとんど初見状態で、えっちらおっちら エチュードを弾いていました。

そんな彼女の足は  浮き足だったみたいに 椅子の下で曲がってました。

よほど、居心地が悪く 弾いていた のでしょう。