坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

こだわり

2015-06-28 | 伝えたいこと



先日、お友達と 沿線の 隠れ家的レストランで 美味しいランチをしました。

みな、マゴが何人かいる おばあ様淑女なので、お食事を撮影するなんて
はしたない事はしないので・・・

デザートだけ 


グリーンのシャーベットは メロンかと思ったら ミント

透明なジュレは レモンで 

クルンと乗った輪っかも薄く焼いたなんとかで

濃厚なニューヨークチーズケーキ風も ちょっと隠れてて

細い葉っぱはレモングラス

・・・・いろいろだけど、みんなが品よく仲良ししていました。


前菜も サラダも メインに選んだパスタも 

ここまでは おうちでは 揃えないな~という美しくて 美味しいこだわりが

たくさんありました。


でも、私鉄の各停しか停まらない しょぼい駅近くなので、
お値段とっても田舎価格

でもでも、各停の駅?!を感じさせない素敵な店構え

大満足のランチでございました




で、

少し前 

別のおともだちと 都会の一等地のレストランでランチを
したときに 思った???な感覚を思い出しました。


お食事はとっても美味しく 何の不満もなかったのですが

一等地らしいお値段のわりには
すごく普通だなあ、と思ったのです。


それは、 お料理の脇役の お野菜や 

スイーツの デコが・・・(というのは変な言い方かもしれませんが)

とってもふつうで ↑の 各停ランチの時に出会った

お料理が 運ばれるたびに  「わあ~~!!」って
思わず声が出てしまうような 感動がなかったのです。


もちろん、美しかったのですけど
ふつう ・・・だった

いまどき 1000円ランチが食べられるカフェでも、もう少しおしゃれじゃないかなあ、と
思ったのです。


この違いって何でしょう?


シェフのこだわりの強さと センス のなせる業でしょうか。

強すぎるこだわりは 悪趣味でしかありませんから
そのさじ加減 バランス感覚って大事ですが。


どんな仕事や 作業にも 同じことが言えるなあ

と 思ったのでした。

ランチ会にも 学びがあった  おはなし。






ミぬき や ソぬき

2015-06-28 | レッスン室から
時々 楽譜に 「ミぬき」だの「ソぬき」だの って書く事があります。

ピアノのおけいこの初歩の段階で いくら 読譜に力をいれても
とっても短いメロディだし
とっても音感の良い今の子供たち

楽譜を読んでいるつもりでも 自然におぼえてしまうのは
仕方ないこと

気がつくと、ぜんぶ感覚で弾いているだけだった!

と、焦ってしまうことがないように


「弾くこと」と「読むこと」を分けて 考えて
お勉強することもあります。

それでも、今 弾いている曲と連動させた方が効率的

 







おけいこしている曲を  「逆読み ぎゃくよみ」してもらったり

「サイレント シンギング」・・・・これが 「ミぬき」「ソぬき」です。

楽譜を指さしながら 階名唱してもらうのですが

「ミ」のところだけ、休んで 歌うのが  「ミぬき」


わたしみたいな おばあさんが 小学生の頃 

遠足のバスの中で  「はーるがきた  はーるがきた」の歌の
「た」だけ 歌わない 「《た》ぬきのうた」なんて ガイドさんが 歌ってましたけど・・・


今のちびっこたちは 勘が良いので なかなかひっかかりません。
おばあさん先生 一人で間違えてます