坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

つまずいてこそ

2022-04-24 | レッスン室から

たまに お子様が 習い事や その他 いろいろで

ちょっとつまずいたとき、

 

「この子には この先生は合わないのでは」とか

「この子には この習い事は合わないのでは」とか

「この子には このメニューは合わないのでは」とか

 

早く結論をだしたい保護者の方に出会います

まあ、私も若いころは そうでした

 

でもちょっとよくよく考えて

つまずいた時こそ  すぐに大きな変化を求めないで

置かれた場所で もう少し何かできないかなあ、って

小さな変化から 試してみることをやってみてもいいかあ、と思います

 

何が言いたいか、っていうと

 

つまずいてる時こそ、見守る大人や

指導している先生の腕のみせどころなんだよ

(それを待たずして すぐに簡単に先生を変えてみよう、とか

考えない方がいいのでは?)

かっこの中の事は 実際には言わなかったけれども

よそのお教室で つまずいている感じのちびっこが

新たな先生探しをなさっていたのだけれど

もう少し 今の先生の手腕に期待してもよいのではないかな、と

思ったので 上記のようなお話をしたところ

 

目からうろこがはがれてくださったようで

私の言ったことが 腑に落ちてくださったようでした

 

結局 先生を変わることは 見合わせたようです

私の言った事が響いてくださったようで

結果的に 生徒が増えなかったけれど それ以上に 

なんだか嬉しい気持ちでした