積丹から国道229号で海岸沿いをドライブ 2011年10月06日 | 旅行 積丹町余別の「なごみの宿いい田」を出発して国道229号を海岸沿いに南下 積丹の海はやはり日本海らしい色です 札幌→小樽→積丹→岩内...なんとなく怖い道のりでした 片方は山、そしてもう一方は冷たい色をした海、そして細く曲がりくねっている道 何を考えながら運転していたかというと、やはり東北大震災の津波のシーンです あと、何年前だっただろうか、トンネルの崩落事故があり、それを思い出し震かんとしました だから長いトンネルが続くとちょっと怖くなりました 子どもの頃は、毎年、家族で長野にスキーに行っていました トンネルを通る度に兄弟三人して息を誰が一番長くとめられるか張り合ったものです あの頃は可愛かったもんです 途中の道の駅「オスコイ!かもえない」でホタテが売っていました たくさん水槽内で泳いでいました お値段はなんと一枚110円、驚きました 旅行中でなかったら買っていたと思います 運転しながら、泊村って標識になりました 原発のこと、よくわからない自分が情けないです だから、とまりん館に寄ってみました とまりん館は、原子力の展示館だと思っていたら、展示館というより原子力PRセンターだそうです なんでも実物大の発電所を体験できるということで、こわごわ入りました 今回の東北大震災で初めて聞いた「タービン」 核分裂の様子がわかるという展示(見てもわからなかった) 計ってみよう!あなたの放射能 とあって、機械に自分の誕生日などを入力 そうしたら、紙が出てきました 8,600ベクレル 聞いたら、生まれてから大気中や地面から、そして食べ物や水などから放射能が体内に取り込まれているそうです 正常値が6,000だそうで、思わず「ここが泊だから高い数値なのですか?」と聞いたら 「いや、そうではなく、生まれてから何日という計算です」って いまいち納得しないまま、もうひとつ質問しました 「実物の泊原発は見られるのですか?」 そうしたら、岩内のフェリーターミナルからなら遠くに見ることが出来ますって教えてくれました 岩内の町は行く予定がなかったのですが、ちょっと寄り道 本当にはるか遠くに小さく原発の姿が見えました とまりん館の展示写真です こんなに海の近くに 係の人から岩内のフェリーターミナルからは肉眼では見えるけれど小さいよって言われていたので展示されていた写真をアップ 泊の原子力発電所の中はこんな風だそうです 青空が美しすぎる 海が近すぎる 東北大震災の水素爆発した映像が頭の中をよぎりました 泊村は長い歴史の中で原子力発電所の村になったこと初めて知りました 慶応の頃は石炭炭鉱だったそうです 明治時代は水力発電 奇しくも、岩内を通った日は土曜日 次の日が町長選だったこと後で知りました 大差で原発容認派の人が町長に選ばれたとか なんでだろう??? 共産党には投票したくなかったと新聞記事には書かれていましたが、そんなものなのかな 倶知安の厚生病院には原子力発電所で働いている人がたくさん受診するそうです 今回最終日は、倶知安の母の友人宅にお世話になったのですが、ご主人は倶知安厚生病院のお医者さん 彼いわく、詳しくは言えないけれど、結構大変な病状の人が原子力発電所で働いている人たちに圧倒的に多いと言っていました こんな感じで岩内を去りました 原発のこと詳しくわからないのにごめんなさい