ライアンバーチ
みなさんイメージするのはたぶんフィッシュですよね?フィッシュの中でもサイドカットをもったり、ボリュームを下にしたバリエーションがあったり、アシンメトリーやピーナッツなどショート寄りな動きがバーチのイメージかもしれません。
そんな彼はロングボードも削り、乗りこなし、ダクトテープにも出ているのは知っているでしょうか?
一度ロングにも乗ってみたいもんですが、実はこのミッドレングス、隠れた名機なのです。
友人がこのミッドレングスの8'4(だったかな?)を所有していて、そのポテンシャルの高さに数年前にオーダーしました。
そして、すっかり忘れた頃にやってきました笑笑
私の状況はその中で目まぐるしく変わり…大怪我をし、エッジボードを手にし…エッジにどハマりしたのちに到着という…笑笑
さ、それは置いといて(笑)
8'7 あまり馴染みが無いですよね?(実測は8’6 1/2くらい)
どうなの?ミッドレングスとしては長すぎない?ロングでは無いし…と思うこの長さ、実はカリフォルニア界隈のイケてるサーファーではスタンダードの長さです。(その言い方がイケテナイですが(笑))。
板の形状から理解出来る方も居るかもですが、このミッドレングスはミニグライダーに近いので、ロング並、波質によってはそれ以上にテイクオフが早いのです。
そしてロングよりも短く、ラウンドピンテールのお陰で小波でも軽い。
スネから膝のような小波でもブーンとノーズを回し込んで波のパワーゾーンをキープし続けられるんです。
波が上がってくればミニグライダーはミニガンとして機能し始めるので、パワーのある頭くらいのサイズではうねりから余裕のテイクオフ、波の状況を確実に確認しながらグライドして行くのです。
それがこの長さなんですね〜。
まさに一本あれば安心のサイズ。
波をしゃぶり尽くすように楽しむには必要不可欠なミッドレングスなのです。
フィンは小波だと8.5
胸肩から9.0
と、使い分けています。
腰腹でもうねりからしっかり走り始めるあの感覚。
誰も見向きもしない波も乗れちゃうので、まだまだ始めたばっかり、なんて人も良いのではないでしょうか。
湘南だったら、由比ヶ浜から鵠沼の間で嫌われるくらい波に乗れます(笑)
ストリンガー沿いにしっかりとボリュームがあり、レールはいい感じに落とされているので、波がずーっと張ってくるような小波にレールを入れ、屈んで小さくなって右手を突っ込みスピードコントロール。そんなのが、まー‼︎楽しいのです。
テールに強めのVee+ピンテールでコントロールは容易です。ヒラヒラ〜ヒラヒラ〜と。
走りすぎては戻って〜しゃがんでグライド〜ヒラヒラ戻って〜って感じが最高。
ライアンバーチ、分かってる男です。
多分彼、サーフィン好きですね(笑)
朝日キラキラ、そんな日にミッドレングス8'7に乗り、U-skeくんが撮ってくれた記念の写真。手、異様に長い(笑)
こんなしょーもない厚い波も乗れる。最高の一本です。
そして、Tanner Dash 9'6
マリブチップから来たデザイン。こちらのスムーズグライドも大変楽しいです。
が、しかし。
そんな波がなかなか無い(笑)
マリブなら最高なんでしょうが、平塚では出番がありません(笑)
もしも私よりも愛してくれる方が居ましたらご一報ください。
オンフィンの為配送困難です。取りに来てくれる方、ぜひ。