豊前善三つれづれ日記

　(　Vol 2427 ) 権力者は　事実を示しても　真実は示さない　安倍政権も　その類いである


いつの時代も　権力者は　自分にとって　都合の良い　事実　データだけを　公表している

都合の悪いところは　避ける

その事を追求しても　反応を示さず　ただ持論を押し通す

正に　今の安倍政権である


事実を述べて　それが真実であるとは　限らない

それは　報道にもいえる


伝えるには　伝える側の意図がある

何かを　強調しようとして　伝える


それが　真実を歪める　ということにもなる


一般市民は　情報を受け身で　受けとるしかない

真実か　そうではないか

その確認も　判断もできない


発信者が　真実を伝えない限り　一般市民は　知ることはできない


自分が住んで　接している範囲のこと以外は　わからない


それは　外部からの　報道　伝達によって知るしかない


それ故に　権力者は　情報の操作をする


過去を振り返ってみれば　そのことは歴然である

第二次世界対戦の時　当時の日本の政府　軍部　政治家は　情報を操作していた

戦況が悪化しているにも関わらず　国民には　勝っているように報道し　戦意高揚させて　国民を扇動していた

この事実が　良い事例である


いつの時代も　権力者は　大なり小なり　情報の操作をしている

都合の悪いところは　公表をしない


統計のことおいても　同様である


一般市民は　少なくとも　権力者の言うことを　１００%であると　信じるのではなく

その裏には何があるのか　その意図はどこにあるのか　ということを考える必要がある


今　インターネットの時代　情報が沢山飛び交う中　どう情報を掴み　真実にたどり着くか

そこが　問題になる


権力者は　都合の良い事実を話す

真実かどうかではない　自分の地位維持ができるかを　重視している


真実が報道されても　無視するか　誤報であると　否定する


アメリカ大統領　トランプ氏の　フェイクニュース　という言葉が　端的に表している


権力者によって　真実を闇に葬られている　というのが　事実ではないか


一般市民が　真実に近づくためには　報道が　権力に屈しない行動　と発表された裏付けについて探求する報道をとることが　大事になる


忘れてはならないのは　権力者は　事実は述べても　戦略のためには　真実は述べない　ということである