豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2021年04月11日 14時02分02秒 | 日記
  ( Vol 2773 ) 発電コストにおいて なぜ 原子力が一番 安いのか 疑問  そこには 自民党政権の原発推進という 恣意的な要因があるのではないか


発電コストについて 調べてみると
政府のホームペイジでは 1kWh当たり
原子力  約10円以上
石炭火力 約12円以上
太陽光  約24円以上

と比較表示

では ここで 本当に原子力は 安上がりなのか

ここには 算出にトリックがあるのではないか
まず 原子力発電設備を 40年間運転した場合で 算出されている

算出コストの内訳は
発電原価と社会的費用とに分けて示されている

発電原価とは
資本費 運転維持費 追加的安全対策費 核燃料サイクル費
社会的費用とは
政策経費 事故リスク対応費

この中で 
追加的安全対策 核燃料サイクル 事故リスク対応 といったことについては 確たる考え方が出ていない

どのくらい変化するのかも 推測できない

このような 不確定要素が 多くある中で 現時点の考え方で 算出するのは 合理的ではない

また 分母を40年間ということにして 算出を低くなるようにしている

とても 意図的である

しかし 20年先をみると 電力コスト比較はどうなってくるのか

ある試算によると

太陽光発電のコストは 約5円ほどになる ともいわれている

これからも 政府の提示する算出の値には 恣意的に算出されたのではないか と映る


原子力発電には 解決しなければならない 課題は山積みである

使用済み核燃料の保管方法は どうするのか

汚染処理水の処分方法は どうするのか

廃炉対策は どうするのか

福島原発事故のような 放射能汚染による市民生活 農業漁業への影響危険性を どのようにするのか

他の発電よりも 危険性は大である

地熱発電 太陽光発電 海洋発電など 推進をしていけば 需要と供給の関係と技術革新で 算出コストは 低くなっていく可能性がある


脱炭素への政策は どのように取り組むのか

二酸化炭素の再利用が 出来るようになれば また算出コストも変わってくる


政府の算出方法は いままでの経験の中における 前提で算出されている


将来の進歩は 考慮にいれていない



すべてが自民党政権の 原発推進のための政策を維持するための 論理に過ぎない といえる


自民党政権と電力業界の癒着 がもたらしている


自民党政権の 黒い部分である














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