( Vol 3386 ) 日本は 真の独立国家なのか それは違う
日本は 終戦後 アメリカとの地位協定において アメリカの一方的な思惑によって 日米地位協定がつくられた
これは 内容を見ると 日本の国内における 駐留軍の行動は制限を受けない 内容になっている
このため 駐留米軍による事件は 日本の統治権が及ばない状況に陥っている
すべてが 駐留米軍の判断に委ねられている
決定権は 日本にない
駐留米軍よる 婦女暴行事件 交通事故事件 米軍用機の事故
駐留米軍の施設による 土壌汚染
といったことも すべてが 駐留米軍の裁量の手のひらの中にある
これは 日本の統治権を ないがしろにしている
不平等な日米地位協定によって 日本は 真の独立国とはなっていない
アメリカの植民地化である
アメリカ人の多くは アメリカ政府の偏った 国民への報道により アメリカが日本を守っている という解釈をしている
しかし 真実は 日米地位協定にみるように アメリカが日本を利用している のである
政治も この日米地位協定によって アメリカに迎合している
政治家は アメリカ政府に 強く言えない状況になっている
いまの日本は 真の独立国になっていない
これは 終戦直後における 世界情勢が 大きく関わっているのではないか
アメリカの思惑は 日本の力を押さえ込むことを 目的として 軍隊を持たせない ということで 平和は憲法をつくった
1950年 ポツダム政令によって 警察を補うために平和と秩序 警察予備隊がつくられた
これも 世界情勢をみると 1950年に起きた 朝鮮半島における戦争が発端
このことから考えても 警察力の補助ということではない
アメリカ政府による 東西冷戦の壁を構築しようした意図が窺える
このことから 警察予備隊は 世界情勢から 自衛隊へと格上げされる
これは 日本国内の平和政策から 外交上の平和政策へと 変更
これも アメリカの思惑の中で 行われていった
いま問題になっている 憲法改正も アメリカの思惑の中で行われている
真の独立国を 取り戻す ためには アメリカの支配から脱し 平等な日米地位協定を結ぶことからはじまるのではないか
だが それを可能にしないのは パワーバランスである