豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2023年08月17日 06時07分40秒 | 日記

( Vol   3275  )   豊かになれば 欲望は助長される 豊かな人が増えれば オーバーツーリズムも起きる

 

人は 欲望を抑えることができない

豊かになってくると 欲望を満たそうとする

今 問題になっている オーバーツーリズム などはいい事例である

 

生活にゆとりができて 満たされていなかった欲望を満たそうとする行動に出る

 

世界各地で 起きている観光地での オーバーツーリズムは 満たされていない欲望を 満たす行動

 

この原因として

コロナによる 行動や旅行の制限がなされた

所得が増え 少し豊かになり 旅行に行くことができるようになった

といった ことがあげられる

 

世の中 情報が溢れている

その情報は 人の欲望を誘っている

 

観光は その代表

人は 堰を切ったように 外へと流れ出した

その方向は 情報に左右された 観光地へと向かった

 

今や 輸送手段は 大量に人を運ぶことができる

そこにつけこんだ 旅行業者が 煽り 加担

 

観光地が オーバーツーリズムによって 混乱 迷惑 という状況になっているのは

旅行業者によることが 大である

 

人は 自分を抑制する ということは難しい

ましてや 多くの人が集まる場所では 理性を失う

集団の中では 目立たない という心理が働く

見られていても 見られていない という錯覚に陥る

 

その代表が ゴミである

 

どんなにきれいにしていても 気にしないで ゴミを捨てる

 

ここには 理性はない

 

自分の欲求を満たすだけ 

 

全員が 全員同じような行動をとるわけではないが

一部の 理性が効かない人によって 行動することが 周囲の人に影響

一般の多くの人は 状況を見て 行動する

 

ここには 集団の中での意識が作用している

 

集団では 2 6 2 の法則があると言われている

 

行動に積極的に出るもの が全体の2割

あまり積極的には出ないが 周囲の状況で行動するもの が全体の6割

消極的で 周囲の状況に左右されないもの が全体の2割

 

多くの人は この6割に入る

 

情報に されやすい 6割の人たちが 

オーバーツーリズムを起こしている

 

欲望をコントロールするのは 難しい

 

オーバーツーリズムを 発生させないようにするには 

旅行業者 観光誘致側 の観光客が一度に 大量に集まらないような情報操作が必要である

 

ここにきて 中国は 日本への団体旅行を解禁する処置をした

これも 相手国における オーバーツーリズムを引き起こすことになる

 

 

豊かになることは 喜ばしいことであるが

欲望を 理性をもって抑制できなくなるのは 困る

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三のつれづれ日記

2023年08月15日 17時51分12秒 | 日記

( Vol  3274   )  「ないもの」 を 「ある」 とする 視点 をもつことが 新しいものを生む 思考が求められる

 

赤字鉄道路線は 単純に 廃止としていいのか

資源がないから 輸入に頼らなければならないのか

人口減少だから 外国からの人材に 頼ることになるのか

 

この発想には 違和感を感じる

 

コトバに 「 分相応 」という言葉がある

この言葉の持つ意味は大きい

 

「無いのなら」それを認めた思考をすればいい

「無い」とは どういうことなのか

精査する ことである

 

「無い」とは 本当なのか

 

人口減少で 労働力が足りない 

それは 真実なのか

 

ここには 働く側の考え方にも 工夫の余地がある

それと共に 雇用者側にも 待遇の改善の輿地がある

 

「無い」のなら つくればいい

創出する 思考が求められる

常識にとらわれることなく 常識を破る 発想 思考が求められる

 

「生きる」とは 何か 

 

ここに ヒントがある

 

他に頼ることばかり 考えるのではなく

自分の力で 生きる ということを考える 必要がある

 

「自力」 ということ が大事である 

 

今 日本に求められるのは 「自力」を自覚し 再考し 新たな「有」を創出することである

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三のつれづれ日記

2023年08月14日 06時58分44秒 | 日記

(  Vol   3273)   日本人には 固定した思想はない 情勢によって変化させている 特に 政治家には この傾向が強い

 

日本の歴史を振り替えれば 日本は 変化を繰り返している

奈良時代に入ってきた 文化は そのままで取り入れられなかった

漢字は 読み方も 日本流の読み方を当てはめた カタカナ ひらがな という文字も生んだ

日本独特の 新しい文化をもたらした

日本は受け入れても そのままでは 受け入れない 

日本独自のものにしてしまう

 

仏教は 神社という宗教の傘下に取り込まれ

神仏融合を生んだ

仏教も 日本で変化した

明治政府では 廃仏毀釈 によって  神社と寺は 同一敷地内 同一組織内 は許されなくなった

神道 と 仏教 は 分離され 個別に存在するようになった

 

しかし 家庭では 神道の神棚 仏教の仏壇 が同居

摩訶不思議な光景である

 

諸外国では 一家庭では 一宗教である

それが日本の家庭では 複数の宗教が存在

 

第二次大戦終戦後の教育は 根底から変えるという状況に追い込まれた

このことで 自ら変化

旧漢字から 新漢字の創出 

伝来の漢字は 日本独自の漢字に変化

 

すべてが 常識を打ち破る という 変化をしてきた

 

日本は 固定化することを 嫌う傾向がある

 

すべてが 日本流に変化させてしまう

 

日本は 変幻自在 

 

思想も 固定化しない

 

複数が同時に存在

 

日本人は 自分にとって利用できれば 

なんでも 都合のよいように 変化させてしまう

 

他人から見れば 主義主張のない 哲学のない と見られる

 

しかし 実際は 主義主張はある

それは 「生きぬく」ために 思想 主義主張 を混合 というか 融合させて 一つの新たなる主義を つくりだしている

日本の政治家は 世界の列強を相手に いかに立ち回るか 世界情勢を見ながら 主義主張を変化させている

他から見ていると まるで風見鶏

哲学はないのか

と言いたくなる

「生きぬく」という視点からみると

哲学を 一つの哲学に固定しない のが得策 と考えている

昨日まで 左寄りの姿勢を示していたのが 世界情勢を見て 左寄りから右寄りに変化させる

 

政治は いったい誰のものなのか と疑いたくなる

 

政治家も 国民も その場を 生き抜ければ それで良い という意識でいる

このことが 日本人は 哲学をもっていない と見られる

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三のつれづれ日記

2023年08月10日 09時40分05秒 | 日記

( Vol  3272  )  受け入れる側の 許容量が越えれば 問題が起きるのは 必然である

 

今 いろいろな ところ 分野で 許容量は限界を超えている

インバウンドで 観光地に住む人たちの 日常生活は脅かされている

そのことで 観光地に住む人たちは 不満

 

政情不安からの海外への避難が 増えすぎている

人道的には 援助したいと思うが

援助する力以上の 援助がいるようになると 問題が起きる

今 過剰になった 避難移民に対して 受け入れ側は 収容の限界を超えている

 

受け入れ側の住民の 生活環境にも影響

受け入れ側の国の 税金を 増大になった移民者に 使っても良いのか という 国民の不満の声までもが出てきた

 

ニュースでは 避難移民の海上での 遭難 犠牲 を報道しているが

果たして それは 正しいのか

 

人道 と 受け入れ側の問題は 時には 相反するものになる

 

すべてが ゆとりがあれば 問題を起こさない

 

問題が起きるのは 限界を越える からである

 

今 世界は 経済の低迷 国情の世情不安 がいたるところで起きている

この状況下で 何でも無条件に 受け入れる ということは不適切である

 

どちらもが 良いかたち でなければならない

 

今 受け入れ側が できることは 厳しい判断をすることである

 

許容量を越えていれば 受け入れられないという 意思表示をすることである

 

行動の抑制には 意思表示が必要である

 

受け入れることが どんなに良いことでも 許容量を越えていれば 

それは 制限を受ける

 

今 求められるのは すべての人が 冷静になって 考え行動することである

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三のつれづれ日記

2023年08月04日 20時55分56秒 | 日記

(  Vol   3271  )   自民党議員は 不祥事があると 離党すれば 関係がないという ところが おかしい自民党の常識

不透明資金受領で 疑惑がもたれ

そのことによる 岸田政権への 影響を考えて 

秋本議員は 自民党に離党する意向を決めた

これは 自民党における トカゲの尻尾切り

 

政権をもつ 自民党は 巨大な力を 関係する議員に与えることになる

その恩恵に 授かった議員が 秋本議員

 

このような 事態を 起こしている原因は 自民党の体質にある

 

なぜ 自民党は 反省しないのか

 

すべてが 自民党の意向から 行動したことではないのか

 

憶測の域を抜け出ることはできない

 

ただ 外から見ていると 

どこかが おかしい と映ってくる

 

政治とは 不思議なことばかり 起こさせるようだ

 

このような 政治でいいのだろうか

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする