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日本人は旅が好きな人種だと思う。
GW・お盆・SW・お正月と国内や国外へ民族大移動。
高速道路をイライラしながら目的地まで行く。
なのに、、
日本人は旅が好きだ。
なぜなら日本の四季の風情の良さを知ってるからだろう。
深層心理の中に、
「あそこへ行けば、心が満たされるに違いない!」
そんな風に思わせる風景や歴史が日本にはある。
世界には独立して200年とか、
緯度の関係で何処まで行っても同じ風景しかない国が多い。
島国で同じ民族だけで暮らした日本には、
美しい自然や豊かさに溢れる文化が全国に散らばっている。
日本人が初めて旅を楽しむようになったのは、江戸中期。
五街道と云われる道が整備された八代将軍吉宗の頃。
江戸時代の旅の大ブームが起きた。
日本人の6人に1人が詣でた<お伊勢参り>
◇デンジャラスな旅。。◇
近場で江戸から行けるのは大山詣。
そして艶めかしい裸体の弁天様が祭られてる江の島。
この二か所は
箱根の手前で関所がないため、
手形がなくても遠足気分で手軽に行けた。
だが
長期の旅に出る際には、身分証明書の<手形><往来切手>が必要。
<手形>は町奉行で。
<往来切手>は大家・寺・名主が発行。
そこには一筆書き添えてある。
「もし途中で死んだら、そこで葬ってください
宗派はナニナニで、切支丹(キリシタン)ではありません」
近場と云えども、すべての道のりは徒歩。
人力タクシーの駕籠かきもいたが、
強盗まがいの雲助や追剥・スリがいたりするため、、
着物や杖に小銭を分散させた旅スタイル。
万が一、襲われたら小銭を投げて逃げる!のが旅の鉄則。
詣でるための旅には、多少の危険は覚悟しなきゃならない。
↓
整備されたとはいえ、、
追剥どころか、熊や狼が出そうな感じ…
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そして足を休める宿場町も実はデンジャラスゾーン。
鉄則1
寝る時も、貴重品は肌身離さず持つ
湯屋は頭に貴重品を乗せ、紐で括って湯船に浸かる
鉄則2
他人の訛りを笑わない
鉄則3
躓いたり、転ばないように注意する
鉄則4
喧嘩をしないこと
そして江戸時代の旅は
<人を見たら盗人と思え!>という言葉が出来たほどデンジャラスだった。
そして宿場に着くと、
旅人には新たなプチ試練が待っていた。
この続きは 近々に。。。。講談師みたいデショ🎵
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江戸時代はデンジャラスな旅をしていたのですね。
スリリングな旅・・
続きのお話を楽しみにしています。