要介護5からの復活・菰野町周辺の四季

事故で脊髄の3.4.5番損傷。寝たきり状態から歩けるまでに復活。趣味の写真もまた始められるようになりました。

チ-ム○○

2020-01-23 08:36:53 | 日記


タイトルにするほどのことではないのかもしれませんが。

入院すれば必ず4名が担当することになります。
主治医は同じ階ならば皆同じですので、
担当ナース、PT、OTがそれぞれのチームということになります。

後から思うと、このチームは
私にとって全くのベストであったということ。
リハビリをする上でのリーダーはPTさん。
病棟でのリーダーは担当ナースさん。
こまごまと身の回りに気を使ってくれたのがOTさん。
それらを総括するのが主治医、ということになります。

OT(作業療法士)さんとの当初の目標は
食事を自分で摂れるように、とか
ナースコールができるように、とか
電動ベッドのリモコンを扱えるように、とか等々。

PT(理学療法士)さんの場合は、
先ず自分の足で立てるようになること。
ベッドに腰かけて立たせてもらうのですが
首から下の神経が全く通じていないので
まるで、こんにゃくを立てようとしているみたいです。

神経が途切れているということは、
首から下の体は意識の中には無いのです。
目で見て、「ああ足があるなぁ」とか「腕はここにあるのか」。
わずかばかりに動く右腕でさえ、
ベッドで横になって目をつぶると
どこにあるのか分からなくなるのです。
左腕に関しては、
自分の体に付いていることさえイメージできません。

カミさんが来てくれるといつもお願いしたのは、
左手と右手をお腹の上で組ませてもらうこと。
そこで初めて両腕のあることを認識できるのです。
この状態でも目をつぶると両腕は意識から消えてしまいます。

こんな状態でしたので自分の足で立てるなんて
私自身が一番信じていませんでした。

リハビリの時間は一日1時間×3。
それを理学療法と作業療法に振り分けます。
半分の時間はストレッチに充て
残りの時間をその日その日のテーマに。

ストレッチやマッサージは楽で気持ちが良いので
できればこれだけで済ませてもらいたいと
ズルを決め込もうとするのですが、
そこまで甘やかせてはくれません。

転院して1ヶ月ほどの理学療法は
自分の足で立つための訓練。
立たせてもらった状態で車椅子に移乗する練習。

でも、こんなのは
ほんの序の口でした。

                       to be continued


最新の画像もっと見る

コメントを投稿