タイトルにするほどのことではないのかもしれませんが。
入院すれば必ず4名が担当することになります。
主治医は同じ階ならば皆同じですので、
担当ナース、PT、OTがそれぞれのチームということになります。
後から思うと、このチームは
私にとって全くのベストであったということ。
リハビリをする上でのリーダーはPTさん。
病棟でのリーダーは担当ナースさん。
病棟でのリーダーは担当ナースさん。
こまごまと身の回りに気を使ってくれたのがOTさん。
それらを総括するのが主治医、ということになります。
OT(作業療法士)さんとの当初の目標は
食事を自分で摂れるように、とか
ナースコールができるように、とか
電動ベッドのリモコンを扱えるように、とか等々。
PT(理学療法士)さんの場合は、
先ず自分の足で立てるようになること。
ベッドに腰かけて立たせてもらうのですが
首から下の神経が全く通じていないので
まるで、こんにゃくを立てようとしているみたいです。
神経が途切れているということは、
首から下の体は意識の中には無いのです。
目で見て、「ああ足があるなぁ」とか「腕はここにあるのか」。
わずかばかりに動く右腕でさえ、
ベッドで横になって目をつぶると
どこにあるのか分からなくなるのです。
左腕に関しては、
自分の体に付いていることさえイメージできません。
カミさんが来てくれるといつもお願いしたのは、
左手と右手をお腹の上で組ませてもらうこと。
そこで初めて両腕のあることを認識できるのです。
この状態でも目をつぶると両腕は意識から消えてしまいます。
こんな状態でしたので自分の足で立てるなんて
私自身が一番信じていませんでした。
リハビリの時間は一日1時間×3。
それを理学療法と作業療法に振り分けます。
半分の時間はストレッチに充て
残りの時間をその日その日のテーマに。
ストレッチやマッサージは楽で気持ちが良いので
できればこれだけで済ませてもらいたいと
ズルを決め込もうとするのですが、
そこまで甘やかせてはくれません。
転院して1ヶ月ほどの理学療法は
自分の足で立つための訓練。
立たせてもらった状態で車椅子に移乗する練習。
でも、こんなのは
ほんの序の口でした。
to be continued
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