映画『劇場版ドクターX』、観覧終了。
泣かせようという演出が、少々、あざとい。
TVドラマなら無難な演出なんだろうけど、映画だと画面が単調になって食傷気味。
最後の最後、銭湯の事務所で一人、スマホ&幻影を見ながら泣き崩れるだけで良かったはず。
あと、最近の邦画の大問題点として、死なせ方の演出が下手過ぎるのは、何とかして欲しい。
「ゴジラ -1.0」のように、死なせる事で深い感動が得られる話を安っすいお涙頂戴のために生きてるエンドにしたり、「室井慎次 生き続けるもの」では、面倒臭くて放り投げたみたいな雑な死なせ方したり・・・。
今回の映画は、限りなく前者の感じで、正直、モヤる。
皆殺しの富野と異名を取るほどの、アニメ監督の富野由悠季さんなんか、子供向けのテレビまんがでも、本当に救いようのない死に方を、これでもか!と描写されていたけど(イデオンも大概だけど、個人的にはザンボット3の人間爆弾とか。小学生低学年だとトラウマもんよ?)、大人になって振り返ってみると、その酷すぎる描写こそがリアルなんだと痛感する場面も多いし、作劇としての感動の深さにも繋がっているというのが、良く分かる。(少なくとも、死なせりゃ泣くだろ or 死んでなきゃ感動的だろ、みたいな安易な演出ではない)
泣かせようという演出が、少々、あざとい。
TVドラマなら無難な演出なんだろうけど、映画だと画面が単調になって食傷気味。
最後の最後、銭湯の事務所で一人、スマホ&幻影を見ながら泣き崩れるだけで良かったはず。
あと、最近の邦画の大問題点として、死なせ方の演出が下手過ぎるのは、何とかして欲しい。
「ゴジラ -1.0」のように、死なせる事で深い感動が得られる話を安っすいお涙頂戴のために生きてるエンドにしたり、「室井慎次 生き続けるもの」では、面倒臭くて放り投げたみたいな雑な死なせ方したり・・・。
今回の映画は、限りなく前者の感じで、正直、モヤる。
皆殺しの富野と異名を取るほどの、アニメ監督の富野由悠季さんなんか、子供向けのテレビまんがでも、本当に救いようのない死に方を、これでもか!と描写されていたけど(イデオンも大概だけど、個人的にはザンボット3の人間爆弾とか。小学生低学年だとトラウマもんよ?)、大人になって振り返ってみると、その酷すぎる描写こそがリアルなんだと痛感する場面も多いし、作劇としての感動の深さにも繋がっているというのが、良く分かる。(少なくとも、死なせりゃ泣くだろ or 死んでなきゃ感動的だろ、みたいな安易な演出ではない)