大阪府枚方市内(JR学研都市線長尾駅から南に約1kmの場所)に「大阪国際大学」というバス停があり、京都駅八条口からここを行先とする急行バス(途中第二京阪道路などを経由)が1時間に1本運行されているほか、路線バスも多数運行されています。
https://www.keihanbus.jp/express/namba/
https://www.keihanbus.jp/express/namba/pdf/express_de_kyoutot_20210313.pdf
https://www.keihanbus.jp/local/pdf/bus_route_hirakata20220401.pdf
しかし、その前にあるのは「閉鎖されて久しい大学のキャンパス」であり、「看板に偽りあり」という解釈もできてしまいます・・・利用者側が勘違いする可能性もあり
1988年に大阪国際大学が開学した際は唯一のキャンパスでしたが、その後同系列の帝国女子大学(→大阪国際女子大学)や短大部の4年制化も含めた再編を繰り返し、最終的に系列学校を全て守口市内に集中させることが決まったため2016年に閉鎖されました。
https://www.oiu.ac.jp/release/pdf/opning_ceremony20161214.pdf
その後しばらくはグラウンドのみ使われていましたが(https://www.oiu.ac.jp/gaiyo/pdf/jikotenken2017.pdfの5ページ目に明記)、2022年5月時点では写真の通り完全閉鎖状態です。
キャンパス跡の向かい側にはバスターミナルがあります。ここがキャンパスとして使われていた頃は学生で賑わっていましたが、今は実質的にバスの待機場所です(周辺は住宅地なので乗客の姿は若干ありますが)。
そして、そのバスターミナルの敷地は、大阪国際大学の所有地です。つまり、大学側が学生輸送を担うバス会社のためにターミナル用地を確保したわけですね。
閉鎖から6年経過しても名称変更されないのは、これが最大の理由かもしれません。
そして、2022年5月時点では枚方キャンパス跡地の活用計画に関する具体的な情報はありません。