2021/10/18付のブログ「運行開始予定から1年半以上運休が続く空港連絡バス」の続きです。
2020年4月21日に羽田空港国際線ターミナルに隣接して開業予定だった「羽田エアポートガーデン」は、2年以上経過しても開業の見通しは立っていません。
しかし、ここに乗り入れる予定だった新規路線(静岡羽田線と三島羽田線)を運行する各社のサイトでは、それでもやがて来る開業日に備え、専用ページが公開され続けています。
https://travel.willer.co.jp/bus/airport-bus/mishima-haneda/
https://travel.willer.co.jp/bus/airport-bus/shizuoka-haneda/
https://www.tokaibus.jp/kousoku/mishima_haneda.html
http://www.izuhakone.co.jp/bus/11560/index.html/
ただ、最後に紹介したしずてつジャストラインのページには、2022年5月8日現在「静岡発~横浜にて一部運行を再開いたしました」の文言が書かれた画像があり、クリックすると以下のページが開きます。
土日祝のみ、静岡を朝に出る便と横浜を夕方に出る便の1往復限定運行となっています。
実は、しずてつジャストラインは10年以上前から静岡~横浜中華街間の高速バスを運行しており、コロナ禍直前の2020年3月初め時点では1日3往復(うち1往復は土日祝のみ)でした。羽田エアポートガーデン開業を機に、この路線を羽田まで延長して国際線利用者向けのアクセス手段として一層の発展を狙っていたものの、当てが外れた形となっていました。
しかし、国内の観光需要はかなり復活しており、以前の形態(静岡~横浜中華街間)に戻した形で、3月19日から当面の需要に応じた便数で運行再開に踏み切ったわけですね。