関連ブログ・・・2022/4/19付「続:岩城島架橋で、2つ目の旅客航路廃止・・・運航会社のその後は? (4/27追記)」
※2つ目の旅客航路廃止(長江フェリー)の記事のURLは、現在は「https://www.nippon.com/ja/news/fnn20220419345932/」に変わっています。
先日、岩城橋を経由する上島町有バスに乗車し、ついでに岩城島架橋で廃止になった航路のその後の様子を見てきました。
上島町有バスは、立派なノンステップバスでした。バス停の標柱もそこそこ立派です。但し、私が乗車した便は、土曜日の午前とあってか、終点の立石港務所(因島に渡る町営フェリーが発着)まで誰も乗り降りしませんでした。そもそも学校も病院も休みの日には流動がないわけで、休日完全運休なのも納得です。
一方、岩城橋は(GoogleMapからストリートビューを見ていただくとわかりますが)2車線で歩道は両側とも設置されておらず、歩行者は路側帯を歩くようになっています(実際、バスの中から歩行者を複数見かけました)。建設費節約のため、交通量を考慮の上歩道を設けなくても安全性は担保できると判断したのかも。
さて、長江フェリーの廃止の件ですが、就航していたフェリーが岩城島の長江の桟橋に係留されているのをバスの車内から目撃しました。航路の復活はないはずですが、すぐには引き取り手が見つからないのかも。
そして、因島土生港のどこかに長江フェリーの廃止の案内がないかと探してみましたが、同社名では見当たりませんでした。土生港の窓口で聞いてみると、「長江フェリーは乗船券を販売せず船内で販売していたからではないでしょうか?」との答えでした。
唯一存在したのはこれです。
以下の写真は、土生港窓口のビフォア・アフターです。
<アフター>
<ビフォア> 4年前の2018年7月当時の様子です。長江フェリーの時刻表は窓口の上のもっとも奥側に掲示されていました。手前側には同じく廃止された岩城汽船の時刻表があります。
同じく廃止となった岩城汽船は、現地でもちゃんと廃止告知をしていました。下の写真は、岩城港ターミナルの窓口における告知のアップです。