馬の学校便り by専修学校 優駿学園

日本で唯一の馬の専修学校 優駿学園の
ニュースです。

夏合宿第2弾

2009-08-10 | 学校の様子
夏合宿の最終日に、帯広で行われている
ばんえい競馬

 

の観戦に行ってきました。
このばんえい競馬は、北海道でのみ行われている競馬で
過去には、この帯広以外の場所でも開催されていましたが、
売り上げの減少などに伴い、今はここ、帯広のみでの開催になっております。

この「ばんえい競馬」に使われている馬は重さが1トンほどある大きな馬で、ペルシュロン等の馬を品種改良し、ばんば馬として登録がされています。

レースの内容はとても簡単で、200mの直線コース上に2つある障害(坂道)を越えていく。というものです。



中にはこのように足を滑らせて、転倒する馬も!

そんな中、合宿生は、スタート地点からコースの脇を馬を応援しながら
移動していきます。

 



中にはこんな風にパドックで立ち上がっている馬もいて、ビックリ!

  

そして、この帯広競馬場内には、現役を引退したばんばや、ミニチュアホースと触れ合えるコーナーもあり、みんなで写真を撮ったりしていました。

そしてもう1つ。

ばんえい競馬ではバックヤードツアーと言うものを開催しており、希望者は
競馬場の裏側(関係者以外立ち入り禁止の場所)も見せてくれます。

  

装鞍所には、まず体重計に乗り、レース前の体重を計測、その後は馬体照合が行われ、馬装します。



レースが終わると、ソリはトロッコに乗せ、スターと地点までもって帰ります。


世界でも、ここにしかないばんえい競馬の迫力は実際に見てみないと
なかなか伝わらないと思いますが、今回の合宿生たちは間近で見て、ばんばの魅力、馬の楽しさを改めて実感していったようです。