馬の学校便り by専修学校 優駿学園

日本で唯一の馬の専修学校 優駿学園の
ニュースです。

日韓交流スポーツ大会

2007-10-30 | 学校の様子

 10月2日から研修で日本に来ている韓国の学生と本校の学生で
交流スポーツ大会を行いました。
 前半は馬を使った競技を2種目、後半はサッカーとリレーの計4種目で
勝敗を競いました。

 馬を使った競技は、ジムカーナ、琴平の2種目で、競技の内容は

・ジムカーナ:馬場の中に障害物を設置し、決められたコースを走っていく
タイムレースです。



普通は個人でタイムを競うものですが、今回は2人1組の合計タイムで競いました。
乗り換えの時間のタイムロスをいかに短縮するかが鍵のようです。
結局この競技は4勝1敗で日本チームの勝利です。

・琴平:馬版イス取りゲームといった感じのものです。



馬場の中をいくつかに区切り、音楽が流れている間は、その周りを移動。
音楽が止まったら、区切りの中に入る。入れなかった人馬はそこで敗戦となります。

この競技は運が勝敗を左右します。
日本勢は運を味方に、決勝に4名を送り、ここでもポイントを稼ぎました。

馬を使った競技はここまで。場所を移動して、サッカーとリレーを。

サッカーの結果は6対2で韓国チームの圧勝。

 

その後のリレーも韓国チームが圧勝し、

総合結果は・・・

韓国チームの優勝となりました!

優勝チームにはケーキのプレゼントです。

最後に記念写真を撮って。



わずか1ヶ月の研修期間でしたが、みんな仲良くなり、楽しく競技会を
行っていました。韓国の学生もまた日本に来たいと話しており、今後の交流も
楽しみにしております。


体験入学ご案内

2007-10-17 | 学校情報
北海道の一部では雪も降り始めているようですが、この辺りはまだそんな気配はありません。とはいっても、朝晩の冷え込みは日々強くなってきているように感じます。夏の暑さから解放され、生徒は次に寒さとの戦いになってきます。

私は北海道の冬が大好きなので全く苦にはなりませんが、本校の学生の多くは道外出身者で、この寒さで朝布団から出るのが大変だと話している学生もおります。

さて、本校では10月27日~28日に体験入学を行います。雪が降り始める前に是非本校の授業を体験してみませんか。皆さんのご参加お待ちしております。
同時に、願書も受付中です。本校に興味のある方は是非ご応募ください。


韓国研修生 続報

2007-10-12 | 学校の様子

 10月2日から韓国から来た研修生たちの実習地での様子です。

 来日してから約1週間経ち、研修生の顔にも少しゆとりが感じられるようになりました。
 来日した当初は話の通じない、見ず知らずの国に来たと言う戸惑いもあったようですが、今では本校の学生や教職員とも、お互いに辞書を片手に、身振り手振りを交えながら会話をしています。

  

 さて、実習地では、研修生がレッスン中です。
 部班でレッスンを行っており、教官はほとんどの指示を日本語で伝えます。時々身振り手振りを交えることもありますが。研修生たちも、騎乗している時間はとてもイキイキしていて、熱心に教官の言葉に耳を傾けながら、騎乗技術の向上を目指しているように感じられました。

 

教官と研修生、専門的な話になると言葉は通じませんが、をお互いの表情、身振りをじっくり見ながらレッスンが進んでいくので、お互いに理解し合っているような気がしますし、非常に中身の濃いレッスンになっていると思います。  

 

 そんな中、隣の馬場では3年生の三木君がJRA競馬学校厩務員試験に向け、乗馬の基本姿勢の最終追い込み中。来月にはまず、1次試験が待ち構えています。毎日午後からは学校で厩務員試験に向けた勉強も行っています。頑張って夢をかなえて欲しいと思います。

 そんな三木君の騎乗の様子を韓国生も熱心に見学していました。人の騎乗を見るのも大切な勉強になります。また、本校の学生も、人から見られることで、普段気にしていないところにも気を使うようになっていると思います。


韓国からの研修生

2007-10-03 | 学校の様子

毎年恒例になっている韓国からの研修生が今年もやってきました。

 

例年9月頃にやってくるのですが今年は1ヶ月遅く、昨日から研修に来ました。
韓国でも競馬が行われており、今回やってきた「韓国競馬畜産高等学校」の
学生も卒業後は「KRA」で働いたり、牧場で働くようです。

到着した日の夜には本校の学生との対面式(上の写真)
翌日は日本語の勉強をして



日高町役場に表敬訪問。

 

午後から実際に実習地でレッスンを行いました。



厩舎作業などは本校の学生とペアを組んで一緒に行動します。
お互いに言葉は違いますが、「馬が好き」と言う共通点で、
何とかコミュニケーションを図りながら実習を進めていきます。
本校の学生も、韓国の学生もお互いに違う国の文化に触れることで
何かを感じてくれればいいなと思います。そして、お互いの国の競馬の発展に
協力できればいいなと思います。

また、今回の研修の最後には日韓合同の馬を使った運動会も企画しております。

今後も時々様子を報告します。


野球大会参加

2007-10-02 | 学校の様子

 9月25日から地域の草野球大会が行われ、本校の学生もチームを作り参加させていただきました。
 
 校外実習から戻ってきた3年生が中心になって、授業が終わってからわずかな時間を見つけて練習をしていました。

 さて、気になる試合結果ですが…
1回戦 
1回表から学生が打ちまくり、10対7で勝利
初めての試合で地に足が着いていないような感じでしたが、
みんなのびのび試合をしていました。



続く2回戦は
1回表、学生が何とか3点取りましたが、その直後失点
いったん追いつくも、その後再度突き放され、2点差で負けてしまいました。
2回戦で当たったチームは他の大会で優勝した経験もあるそうです。
この2点の壁がなかなか越えられませんでした。



初めてのことでしたが、地域の方とも野球を通じて交流できましたし
何より学生が同じ目標に向かって試合が出来たことが良かったと。
試合の勝ち負けよりもすばらしいものをたくさん得ることが出来たと思います。

いつも馬に乗っているだけあって学生は元気いっぱいでしたが、
一緒に参加した教員は、筋肉痛で動けないようです…。


競馬場見学

2007-10-01 | 学校の様子

 9月29日JRA札幌競馬場へ実際のレースの見学に行ってきました。
当日は2歳の重賞レースが行われると言うこともあり、観客の方々もたくさんいました。



 本校では毎年北海道で中央競馬が開催されるこの時期に競馬見学に行っております。
 目的は、学生が主に目標としている厩務員さんが、レース当日にどのような動きをしているのか、競馬場内ではどのような人たちが活動して、競馬を施行しているのか、と言うことです。

 

 普段テレビで何気なく眺めている競馬も、視点を変えることで、多くの方々に支えられ、円滑に競馬が進んでいくことがわかります。
 そして何より、厩務員さんがどのように馬を扱っていてるのか真剣な目つきで見学していました。

 

 スタンドからだけではなく、下見所、ゴール板手前、様々なところに移動しながら、競馬を見学していました。
 


 実際に競馬場まで行き、先生方から厩務員さんのことや、競馬場の管理について
様々な説明を受けながら見学し、普段気にしていなかったことやわからなかったことが見えてきて、これからの実技実習に活かせることはどんどん活かしていきたいと、話していました。