2月9日、ダーレースタリオンで行われた種牡馬展示会の見学に行って来ました。
毎年種付けシーズンが始まるこの時期に各種牡馬場で開催される種牡馬展示会。
これは各種牡馬場の新種牡馬の紹介だったり、現在所有している種牡馬の紹介の場になっていて、競馬関係者だけに限らず、競馬ファンの方もたくさん見に来る馬産地の一大イベントとなっております。
今年はその中でダーレースタリオンの種牡馬展示会に行って来ました。
会場には大きなテントが設置され、展示の前には武豊騎手、武幸四郎騎手のトークショーなども開催されました。
さて、肝心の展示会の様子ですが、多くの競馬関係者が見守る中、7頭の種牡馬が紹介され、その立派な馬体に学生たちも目を輝かせていました。
ただ、種牡馬を見に行くだけではなく、その中でスタッフがどのように馬を落ち着かせているのか、どのように馬を見せているのか等に注意して見学していました。
もし、自分が厩務員になって、パドックで馬を引くとき、牧場で仕事をしていて、
セリなどで自分が馬を引かなければならないときに、どう対処したらよいのか。
と言うことにも気をつけながら見学していました。
この経験を今後の馬の扱いに生かして欲しいと思います。
2月6日は初午の日でした。
毎年この日に平取町で行われる初午祭で、今年は本校の馬を使い行事を行いたい。
と依頼があり、本校から馬を2頭(ダンツジャッジとロイヤル)、
馬付き係りの学生を4名連れて参加してきました。
馬を引いて歩く4名はこのような衣装を着て馬を引きます。
残りの学生は参拝に。
初午祭とはこの義経神社の御祭神の義経公が騎馬武者であり、馬を大事にし、
更にこの地方が馬産地でもあり、この初午の日に祈願すれば願いが叶うと言われることから始められ現在に至っています。
この祭事の最後には境内において「矢刺しの神事」が行われます。
これはその年の凶方(今年は南南西)に向かって神矢を3射し悪鬼を
降伏すると言うもので、この放たれた矢を拾った人には
幸運が訪れると言われており、毎年参列者が先を競って放たれた矢を拾います。
まずはこのような飾り付けをした馬(左がダンツジャッジ、右がロイヤルです)
を先頭にぐるりと社殿まで境内を参拝します。
その後、境内にて
「矢刺しの神事」
が執り行われます。毎年年男の方が矢を放つのですが、
今年は北海道競馬のトップジョッキー、五十嵐冬樹さんがこの役を!
放たれた矢を本校の学生も必死に拾おうとしましたが、
残念ながら今年は他の参列者の方に拾われてしまいました。
最後に五十嵐ジョッキーと一緒に写真を撮らせていただきました。
追加:
競走馬のふるさと案内所のHPにも初午祭の様子がUPされています!
そちらも是非ご覧ください。
先日JRA競馬学校厩務員課程を受験した3年生K君から電話がありました。
内容はもちろん2次試験のこと
どうだった?
の問いに
「合格できました!」
本校に入学して3年目、
とうとう夢が叶いました!
今後は入学に向けての手続きを行い、半年間の競馬学校での研修を終えれば
JRA厩務員として活躍できるのはもう目の前です。
3年間頑張ってきた努力が報われホッとした様子ですが、
これからも自分の夢に向かって更に努力していって欲しいと思います。
おめでとう!