“いちばん身近な「食べもの」の話”と言う、農林水産省から出しているパンフレットを見つけました。
国が作るパンフレットにしては、分かりやすいものです。
やはり、最近気になるのは、食料問題のことですね。
もし、外国に頼っている食料が輸入できなければ、日本国中大パニックになると思います。
冷夏などの異常気象。
輸出国での価格高騰。
輸出国での港湾スト。
有害物質の食料への混入。
戦争などによる影響。
国交断絶・・・。
いつでも起きそうなことがらです。
食生活にも変化がありました。
以前は、円形のちゃぶ台を囲んで、大家族で食事をしていました。
学校での出来事や、おじいちゃんやおばあちゃんからの話も楽しみでした。
「雨が多く、夏の気温が高い日本では、気候風土に合わせて稲作が発達し、近海ものの魚類がおかずでした」
今日では、核家族化になり、ほとんどイスの生活をしています。
我が家もそうなんですが、必ずテレビを見ながらです。
したがって、会話も少なくなっています。
我が家はまだ、日本食中心ですが、それでもご飯に代わるものが増えています。
「肉や油を使った料理も、以前に比べると増えています。
こうして見ると、ほとんどが輸入ものですね」
もし、国内生産だけで、2,020kcal(1昭和20年代後半の1人一日あたりの水準)を供給すると・・・
朝食は《茶碗1杯・蒸かしいも2個・ぬか漬け1皿》
昼食は《焼き芋2本・蒸かしいも1個・りんご1/4》
夕食は《茶碗1杯・焼きいも1本・焼き魚1切れ》
*調味料の一日分は砂糖小さじ6杯。油脂小さじ0.6杯
そして、2日に1杯のうどん。
2日に一杯のみそ汁。
3日に2パックの納豆。
6日にコップ1杯の牛乳。
7日に1個のたまご。
9日に1食の食肉。
昨日、食べた食事と比べていかがですか?
これが、日本国内でまかなえる現状なんです。
この生活をしてくださいと言っている訳ではありません。
ただ、知ってて欲しいだけです。
yuki-G
*資料は農林通産省発行のものを使用いたしました
エンゲル係数の高い我が家は、どうなってしまうのでしょう。
等と他人事のように言ってはいられませんね。
各自肝に銘じておかなければならないことですね。
こんな時代に、少子化対策をうたわれても、先が不安で子どもなど望めないですね。
知恵のある生活を心がけて、いざと言う時のために備えなくては。。。