数日前に、日本年金機構から親展と記された黄緑色の封筒が届きました。
開封すると「年金の請求手続きのご案内」と書かれています。
さらに、「特別支給の老齢厚生年金」を受け取る権利を有する方で、現時点において「特別支給の老齢厚生年金」を受け取る手続きをされていない方にお送りしております。
なんだこりゃ?です。
64歳になり、既に年金をいただいています。
なのに・・・。
分かりません。
何の請求なのか・・・
年金を請求するには、戸籍の抄本・戸籍の謄本・住民票のうちいずれかの書類。
備考欄に「住民票コード」を記入していただいた方は、添付を省略できると書かれています。
もう、頭がこんがらかっています。
どの添付書類が必要なの?です。
地元の市役所の出張所へ行きました。
“こんなものが届いたのですが、何が必要書類なんですかね?”
市の担当女性は“備考欄に住民票コードを書けば良いと書かれていますよ。”
“住民票コードは分かりますか?分からければ直ぐに取れますよ”
結局、住民票コード(女房のものも)と住民票、戸籍謄本を取りました。
すべて、「年金用」として印を押していただき無料です。
とりあえずは、書けるところは書いて最寄りの「年金事務所」へ出向きました。
あれだけイメージの悪いお役所です。
親父も、姉も対応の悪さに怒って帰ってきたことを思い出しました。
事務所に入るやいなや、案内の女性から“こんにちは”と声をかけてくれました。
この黄緑色の封筒をお見せして相談と申請です。と言うと、24番目の番号札をいただきました。
待ち時間30分の表示もあります。
12時近くなって、番号が呼ばれました。
まず、担当の方が “こんにちは、お待たせいたしました” です。
そして、名刺を差し出てくれました。
その後も、実に丁寧に説明してくれます。
申請の趣旨を伺いました。
結局、今までは60歳からは共済年金。64歳になって厚生年金もいただいていますが、60歳からセカンドステージに移り団体役員として厚生年金をかけています。
簡単に言えば、セカンドステージに入って、かけている厚生年金(特別支給の老齢厚生年金)が支給対象時期になるので請求して欲しいとのことでした。
言っている意味分かりますか?
でも、まだ仕事している(限度額を超えている)ので、請求してももらえないとのことです。
辞めればもらえるそうです。
額は22年度分で、1年で8万8千円だとか?
ついでに、無職の女房が65歳になったらいくらいただけるのですか?と質問しました。
正確な額は本人でなければ教えられないとのこと。
一般論では、20歳から65歳までかけて786,500円/年(月に6万円ちょっと)でした。
さて、結論に入ります。
年金事務所は、実に丁寧に説明してくれます。
疑問に思ったら、即 年金事務所へ!が感想です。
そうそう、この老齢厚生年金の振り込先の(銀行通帳のコピー)も用意してください。
そして、共済年金の加入者は、共済年金の加入期間証明書も必要ですのでお忘れなく。
きっと、団塊の世代でこんな通知をいただいた方も多くいらっしゃるかと思いますが、困った時は先ず年金事務所へ出向いて見てください。
年金事務所の回し者ではありません。
最後にまとめです。
「特別支給の老齢厚生年金」の請求手続き書類が届いた方は、
分かる範囲で書き込めるところは書き込む。
それと、住民票コード(知っている人は書き込む)と住民票、戸籍謄本(年金用として無料)を用意する。
振り込み先が銀行などになる場合は、通帳番号や名前がある部分をコピーする。
共済年金の方は加入期間証明書を用意する(共済会へ連絡すればもらえる)
申請書は本人が署名すれば印鑑は要らない。
いざ年金事務所へ。
丁寧に対応してくれる(所要時間20分くらい)
受付終了!
現在収入のある方は、今はもらえない。
何かの参考になれば幸いです。
yuki‐G
年金の振込口座番号は婆の口座番号をお書きください(笑