ハニィポッド、終わった

無事に終わりました。

こんなに余裕のない小屋入りは初めて。
ブログを書く気力体力すらなくて自分でもびっくりするぐらい。
正直、くたくたになってしまった。
小屋でも余裕がなく、周りに心配をかけてしまったようで…
申し訳ないです。
でもやってよかった。最後までとりあえず、やり切れて。
たくさんの人に支えられて、たくさんのいい出会いがあり。
反省することが山ほどあるけど、楽しかった。
この数ヶ月、役者として、人間として、そして女としての自分の未熟さ、心の狭さに気付かされる毎日だった。
情緒不安定に凹み、弱音を吐き、愚痴り、舞い上がり。
私が凹んでも凹んでも前向きな共演者わたしもちゃんにものすごく助けられた。
企画者として公演の責任を取ることの大変さを知り、あおきりでの鹿目の苦労を少しだけ感じた。
舞台監督として小屋入りしてから現場を回してくれた松井のすごさを尊敬した。
心を許せる玲子が受付にいてくれるだけて安心したし、いつもどおり緑ちゃんには無理ばっかり言って頼り切ってしまった。利佳とぺんぺんも浴衣姿でよく動いてくれた。
尾関さんと一馬君は、オペ卓からほとんと離れずに、時間のない中ギリギリまで頑張ってくれた。
成田チームの刈馬君・静香ちゃんには参加してくれてことに感謝。
前田さんとは違うチームで小屋入りしてからも私がばたばたしていたためにあまり一緒にいられなかったのが残念。一緒にお茶したかった。お揃いの服や団扇を持っていることが判明。なんだか嬉しい。
土壇場で駆けつけてくれた知也さんや関戸さん、協力してくれた中村君、急なヘルプを快く聞いてくれた松本家、いつかお返しできるだろうか。
忙しい中、無理を言って台本を書いてくれた矢野さんとはもっともっとお話したかった。
ダメをもらってももらっても全然できないへたっぴな私に、諦めずに最後まで付き合ってくれた平塚さん。本当に勉強になりました。
その他にも、たくさんの人たちが私たちのわがままに付き合ってくれて、舞台に立つことができたのだ。

なっちとは苦楽を共にした、戦友のような気持ち。

たくさんの友人が観に来てくれて、それだけでなんだか幸せな気持ちにもなれた。
それ以上にたくさんの人たちが来てくれたことを本当に嬉しく思う。

感謝してもしても、足りないぐらい。
ほんとうにありがとうございました。

芝居の内容はきっと賛否が分かれるだろう。
悔いも、多少ならず残っている。
未熟な私。明日からも修行の日々だ。

芝居には生き方が出ると中尾さんに言われた。
もう少し、肩の力を抜いて生きられたらいいのに。
マグロのようだ、わたし。
でも止まっても死なないよ。