ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

『ハチミツとクローバー』

2006-08-17 18:25:19 | みたもの・きいたもの・よんだもの
率直な感想としては。


やっぱ別物だったな。

あと。



青春過ぎる!


当事者が自覚しながら送る青春ってなんか面映ゆい。
もちろん、原作への愛は感じられたし絵を書くシーンや美大の雰囲気なんかはよく出てて好き。
役者さんもほぼイメージは原作どおり。特にりかさんと山田と花本先生はそのまんまでいい感じだった。

納得いかないのは…森田さん。


基本的に竹本視点で物語が進んでいくので、森田さんがはぐちゃんに対しての対抗馬としてのポジションに置かれてる。これでは、森田さんの魅力半減。
もっとわけわからなくて掴みどころがなくて無邪気な感じが良かった。
役者じゃなくて、脚本と演出の持って行き方のせいだろう。

他にもいろいろと気になることはあるのだが。
2時間で描こうとすると、原作を読んでないと多分話の流れがわかりにくい。でも原作読んでるときっといろいろ気になっちゃう。
そんなジレンマな作品かと思った。


とりあえず、また原作読み返そう。そろそろ終わるらしいしね。



今日は久々にハニィポッドの集まり。
精算も終わってすっきりしてます。