こころが乾くその前に

故郷を飛び出してから乗っかった自立への道のり……。そんなボクの日々の記録を、素直に綴ってまいりたいと思います。

やっかいな心、めんどうな現実

2015-05-31 12:26:52 | 徒然5行詩+日記
あの人は
自分の胸を指差し
哀しみの源は
ここにあります
そう言って笑った



文豪・夏目漱石の「草枕」の書き出しにある有名な散文は、やはり今も変わりなくこの世を生きる人間にとっての真実なのでしょうね……〈知に働けば角が立つ 情に竿差せば……とかくこの世は生きづらい。生きづらい世をなるたけ心地よく生きるには……(以上覚え書き)〉


ボク自身なるべく気持ちよく生きる術を探っていました。最近、半ばあきらめ気分でいた時、某ベストセラー書の解説本を立ち読みしましたら〈できる人ほどテクニックに走らない、成功のためには自らの内面を充実させることの方が大切だ〉と。




人気作家の青春エッセイや有名な詩人の作品集を買ってまったりしてみたんです。


頭が少し疲れたのでゆっくり休んでボケー としていたのですが


生きづらいからといって「早く楽になりたい」って言って突っ走ってしまう若い人が増えているらしい。


昔からそうなのかな………とも思いますが


なんか


自分は間違っていないのに!あんな人正しくない
という

「対立関係」にはまってしまってツラいんでしょうね。


自分に誇りを持ちたいのでしょうか?


でもさっきも書いた「立ち読みした」ベストセラーの内容は ある意味 目からウロコ でしたね……


(おわり)

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