はーちゃんの気晴らし日記

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入れ歯の話

2015年02月21日 | 出来事
2年前くらいに、入れ歯の事を書きました。
奥歯が左右2本ずつない私は、このままにしておくと、上の歯が下がってきてしまうし、ほっぺたの内側が出てきてしまうと歯医者さんから言われていました。
どこの歯医者さんへ行っても、上の歯が下がってきていると言われていました。
でも、奥歯がないので、部分入れ歯では、ひっかける場所がない。
インプラントも勧められましたが、高額なため、私には、とても無理でした。

そんな時に、バルプラストという入れ歯をやっている歯医者さんを紹介されました。
バルプラストというのは、アメリカで開発された入れ歯で、金属バネを使わないので、大きく口を開けても、入れ歯と気付かれません。
そして、入れ歯の厚さがかなり薄くできるので装着感がよいというものです。
何よりも良いところは、歯にひっかけて装着するのではなく、歯茎を挟み込んでつけるので、奥歯がなくても、入れることができます。

最初に安い保険の歯で慣らし、その後、バルプラストを入れました。
最初の3ヶ月くらいは、定期的に歯医者さんへ通い、当たる部分を直しながら、徐々に口に合うようにしました。

私の場合、入れ歯をしなくても、食事ができるので、つい入れ忘れてしまって、外出先で、はっと気づくことがあります。
何十年も奥歯がない状態で過ごしていたので、奥歯がなくても、普通に食事をするのに慣れてしまっています。
でも、今でも入れ歯をしたまま食事をすることができずに、食事の前に外しています。
最初から、そんな風にしてしまったので、入れ歯をしたままでは、食事が美味しくないし、食べ難い。
それで、外してしまいます。

今までは家にずっと家にいたので、食事のたびに入れ歯を外していました。
外食する時は、行く前に入れ歯を取ってから出かけています。
トルコ旅行の時は、なくすと困るので、最初から入れ歯はしないで行きました。
私の場合、食事のための入れ歯ではなく、口内の環境が変わらないようにするための入れ歯なので、それでも良いみたいです。

昨年末から、仕事に復帰した私は、最初、仕事に行く日は、入れ歯を外して行っていました。
昼食を食べるのに、入れ歯を外さなければならないので、みんなと食事をするのに、イヤだなと思いました。
でも、仕事に行く日に入れ歯を外してしまうと、その日、一日の口内環境が悪くなるし、自分でも何となく変なので、やはり仕事の時でも入れ歯をしていくことにしました。
食事が始まる前に更衣室へ行って、こそっと入れ歯を外して、食事が終わって、みんなが食堂から出て行くと、歯を磨いた後に入れ歯を入れるという風にしました。

ところが、先日、うっかり入れ歯を会社に忘れました。
昼食後に入れ歯を入れるのを忘れてしまったんです。
入れ歯はロッカーに仕舞ったままだったので、家に帰ってから気づきました。
翌日からは、数日会社に行かない予定だったので、その間、入れ歯がありません。

仕方がないので、翌日、入れ歯を取りに行くことにしました。
幸いお天気もよく、自転車に乗って、のんびり会社へ向かいました。

会社に着くと、現場の人たちに、
「あれ?どうしたの?」
と言われ、
「ちょっと、忘れ物」
と言い、急いでロッカーへ行きました。
入れ歯を入れようとしていた時、経理の女性がやってきて、
「あれ?どうしたの?歩き方がはーちゃんみたいだけど、今日は来ないはずなのにどうしたんだろうと思って見に来た」
と言います。
黙ってこそっと入れ歯を入れて、こそっと帰ろうと思っていたのですが、見つかってしまいました。
「入れ歯を忘れたのよ。」
と、言って、二人で大笑いしました。

以前、社長が、食事の時に入れ歯を仕出弁当の中に置いて食事をして、そのままお弁当を返してしまい、入れ歯がないと大騒ぎ。
お弁当屋さんに電話したのですが、回収されたたくさんのお弁当の中から、小さな部分入れ歯を探すことはできず、結局、なくなってしまったことがあります。

そのときには、どうして、そんな事態になるのか不思議でしたが、今の自分には、それがよくわかります。
電車の中の忘れ物に「入れ歯」があるというのを聞いて、それも不思議でしたが、今では、それもよくわかります。

あーあ、入れ歯の話をするような年になってしまったんだなぁ。
しかも、入れ歯の忘れ物(汗)


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