昨日、はなを連れて動物病院へ行ってきました。
というのも、以前も書きましたが、はなの口の中は薬の副作用のため、上の牙の周辺から穴が開いて、それが鼻に繋がってしまっています。
牙以外のほとんどの歯がないので、柔らかいものを食べさせるのですが、それが穴の中に入ってしまい、フガフガ苦しそうになります。
2月に病院へ行って、手術ができないものか相談したところ、はなの場合病気を持っているので、麻酔に耐えられるかどうかわからないという事と、歯ぐきが薄いため、上手く穴を塞げるかどうかも分からないという事で、見合わせていました。
そのまま過ごしていたのですが、先日山梨の動物病院の先生とメールをする機会があり、はなの口の中の穴の事を書きました。
すると、山梨の先生は、
「アジソン病でも薬の量が身体に合っていれば、健康な犬と同じ条件になので、手術は可能だと思う。
はなはまだ若いので、こんな状態のままで生きているのは可哀そうだから、もう一度病院で相談した方が良い」
と言われました。
それでお盆休みが明けた昨日、病院へ行ってきました。
手術を前提に血液検査をしてレントゲンを撮りました。
アジソン関係の数値はまあまあだったのですが、肝臓の数値が悪く、とても手術ができる状態ではないと言われました。
追加の薬が出て、再度二週間後に病院へ行くことになりました。
ところが、はなは検査を受けた後、急に体調が悪くなり、動けなくなりました。
家に帰れば回復するだろうと思っていたのですが、水を飲もうとしても飲み込めなくなり、落ち着いて眠っていられないようで、横になったまま目を開けています。
ぐったりしていて、水も飲めない、もちろん食事もできない状態になり、もしかしたらこのまま死んでしまうのかもしれないと思うほどでした。
そんな状態で勘九郎が翌朝死んでしまったので、はなもダメかもしれないと思いました。
昨日も暑かったので、熱中症かもしれないとも思いました。
病院へ行くことも考えましたが、病院へ行ったことで、何ともなかったはなの体調がひどい状態になってしまったので、病院へは行けないと思いました。
夕方、無理やり薬を飲ませたところ、薬が効いてきたのか、多少動きが良くなり、水も普通に飲むようになりました。
でも、飲むとすぐに吐いてしまいます。
そして時折、けいれんを起こすようになりました。
様子を見ていたのですが、山梨の先生に相談することにしました。
はなの症状は、アジソン病の症状だと言います。
薬の量が足りていないと思われるので、体調が回復するまで薬を増量するように言われ、追加で飲ませました。
その後、水を普通に飲むようになり、吐くこともなくなりました。
夜は、唸るような声を何度も上げて、寝たり起きたり痙攣したりして落ち着きませんでしたが、深夜になってやっと落ち着いて眠りました。
でも、朝になっても食欲は回復せず、薬も飲まず、無理やり口に入れても、出してしまいます。
仕方がないので、薬をつぶして水で溶かしてスプーンで流し込みました。
そんな飲ませ方なので、きちんと分量が飲ませられたのかどうかわかりません。
昨日、病院から帰ってきた時から比べると多少は良さそうですが、病院へ行く前の状態に戻るにはまだまだです。
口の中の状態も手術をしないで改善されるわけはなく、はなの事を考えると気持ちが萎えてしまいます。