昨日の夕方くらいだと思います。
なんとなくはなの様子が変だなと思いました。
間違いなく変だと思い始めたのは、夕食の支度をしている時でした。
はなは生野菜が好きなので、いつも私が野菜を刻んでいるとその音を聞きつけて台所へ飛んでくるのですが、昨日は、まったく来る気配がなく、私の様子を伺いながら寝ころんだままでした。
見ていると動きが変なので、後ろ足が痛むように思いました。
その前にはなは夕食を食べたのですが、少し残しました。
食べている途中で、すーっと食事の場所を離れてしまいました。
今思うと、その時くらいから突然、足に異変が起きたのではないかと思います。
その後、後ろ足の痛みはますますひどくなり、夜には全く動けなくなりました。
水も飲めずおしっこもできない。
それで、抱いて水飲み場へ連れて行ったり、おしっこをさせに行ったりしたのですが、はなにはそれどころではないらしく、水を飲むこともおしっこをすることもしませんでした。
はなは、居間で落ち着いて寝ているので、そのまま私もはなと一緒に居間で寝ようかと思ったのですが、私がお風呂から出ると、寝室に連れて行ってもらうの待つように上半身を起こしていたので、そのまま抱いて寝室に連れ行きました。
その後、私は朝までぐっすり眠ってしまったので、はなが夜中にどうだったのかわからないのですが、朝目を覚ますと、はなは私の横で布団と箪笥の間に挟まって寝ていました。
それなりに落ち着いて眠っていたようです。
朝はまだ痛みはありそうでしたが、昨夜に比べるとずいぶん楽そうでした。
夕べ、24時間効果が持続するという関節痛の薬を飲ませたので、それも多少効いているのかもしれません。
病院へ連れて行って痛み止めの注射をしてもらえば、たぶん、一気に楽になるだろうと思うのですが、この状態で長時間車に乗って病院へ行くのもかわいそうだし、行けば一時間以上待つのは目に見えているので、今の状態のはなにとっては、得策ではないように思いました。
このところ、まったく足の痛みが出ていなかったので、足の事をすっかり忘れていたのに、昨日突然痛みが出てしまいました。
最近は食欲もあり、安定して食事をしていたので、体重が増えてしまい、足にきてしまったのではないかと思います。
はなの後ろ足のためには、食べないくらいの方が良いのかもしれないと思いました。
それにしてもはなは次から次だなと思います。
アジソン病、肝硬変、口腔鼻腔瘻、そして後ろ足の痛み。
こんなに次々と病気が出て、一つが良さそうだと別の疾患が出てしまい、もしもこれが人間だったら、生きるのが嫌になってしまうのではないかと思います。
自殺を考えるのは人間特有のことで、生き物は本能的に生きようとするものなので、はなも頑張って生き抜こうとしているんだろうと思います。
何も悪いことをしていないのに、本当にかわいそうだなと思います。
今、自分で歩いて行って、やっとおしっこをしました。
少しほっとしました。
足の痛みが治まれば、また少しの間、安定した生活ができるようになると思うので、様子を見るしかないなと思っています。