私は現在71歳なので、3月末にコロナのワクチン接種券が届きました。
その時にライン登録をしたので、それから約3週間後の先週末に5月10日から予約開始が始まるというお知らせが入りました。
10時から、電話とラインの予約が開始されるそうです。
主人と「全然学習してないね。」と話しました。
他の市町村で、先着順の予約受付をして希望者が殺到して電話がつながらないとか市役所に人が押しかけているなどのニュースが報道されているのに、そういうことを踏まえないで、同じように先着順の受付をするようです。
ある地域では、市の方で接種日を決めて、接種券と一緒に一回目、二回目の接種日を指定してきているところもあるようです。
都合がつかない人は、連絡して別の日にちを予約すれば良いわけで、先着順の予約よりは混乱しないのではないかと思いました。
地域ごとに分けるとか年齢別に分けるとかあいうえお順など、ある程度混雑緩和を避ける方法があるだろうと思います。
確かに先着順が一番公平なのかもしれません。市で順番を決めるとなると不公平感がぬぐえず、不満が出ると考えるのでしょうが、どんなやり方をしてもどこかで不満が出るのは同じだと思います。
先日、主人から聞いたのですが、主人の勤務先の人の娘さんが保健師さんなんだそうです。
その人が娘さんに会ったときに、「ワクチンの接種は済ませたのか?」と聞いたところ、
「せっかく健康な身体なのに、なんでコロナの菌を入れなくちゃならないの?ワクチンの接種なんかするわけないでしょう!」
という答えが返ってきたそうです。
保健師さんといえば、医療従事者に当たると思うのですが、そんな人がワクチンに対してそんな風に考えているなんて驚きでした。
実際、現在の日本はワクチン接種後進国で、死者も一万人を超えたと言います。
感染者が多かったイギリスは今年の1月に死者が10万人を超えたそうですが、現在は感染者数も死者数も激減していて、現在の感染者数は日本よりはるかに少なくなっています。
それは、ひとえにワクチン接種の影響です。
ワクチン接種が進んでいない日本では自宅療養者が一万人を超え、命の危険があっても医療を受けられない人も多いようです。
ワクチン接種の遅れから、首都圏には再び三度緊急事態宣言が出され、それでも人の流れはあまり減っていないという現状。
私の住む市でも、明日からまん延防止措置が適用されるようになりますが、どれだけ効果が出るものか?
何度も同じことを繰り返していて、慣れもあるし、コロナに対しての恐怖心も薄れてきているようです。私自身を考えても去年の今頃の緊急事態宣言の時とは気持ちが全然違います。
日本は、法律が大きな壁になっているのでしょうが、やはり今はワクチンをもっともっと急速に接種できるような方法を考えることが、一番必要なのではないかと思います。
歯医者さんがワクチン接種ができないなんて、本当にびっくりです。