はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

焦った~

2015年08月26日 | 孫たち
ツブの英会話スクールの時の事です。

英会話の時は、娘がツブを送っていくので、まめとミニは私の家で遊んでいます。
ツブの英会話の時は、私の仕事の日なので、大抵、仕事を終えて家に帰ると、まめとミニが来ています。
私が帰るのと、ほぼ同時になることもあります。
でも、その日は、二人とも来ていませんでした。

英会話スクールの目の前が大きなスーパーなので、二人も一緒に行ったのかな?と思いました。
何かお目当てのものがある時は、ツブを待っている間、娘と一緒に買い物をしたり、ゲームをしたりすることがあるようです。

携帯を見ても、娘からの連絡はなく、どうしたのかと思って電話してみました。
すると、娘は、
「あっ!寝坊しちゃった!すぐに出なくちゃ!」
と言って、電話を切りました。

後から聞いたところによると、前日、まめとツブのサッカーチームの親子レクがあって、久しぶりに全力で走ったりしたため、その疲れが残っていて、横になっているうちに眠ってしまったそうです。
「お母さんから電話がなかったら、まだ眠っていたかもしれない。」
と娘は、言っていました。
それからすぐに家を出たの思うのですが、まめとミニは私の家には来ませんでした。
たぶん、私の家に寄っている時間はないので、二人も一緒に連れて行くことにしたんだろうと思いました。

すると、しばらくして娘から電話がありました。
「そっちまで行っている時間がなくて、途中で二人を降ろしたから、玄関の鍵を開けておいてね。」
と言います。
「それなら、二人も一緒に連れて行けば良かったのに。」
と言うと、
「だって、二人とも『ババの家で待っていたい』と言うんだもの」
と言います。

娘は、バス停のそばの道祖神のところで、二人を降ろしたと言います。
私がいつもウォーキングで手を合わせる道祖神です。
「わかった。まめが一緒だから大丈夫ね。」
と言って、電話を切りました。
歩いて5分くらいの距離です。
まめは最近、一人で自転車に乗って、私の家に来ることもあるので、まめが一緒なら大丈夫だろうと思いました。

でも、ちょっと気になったので、玄関の鍵を開けてから外へ出てみました。
まだ、二人の姿が見えないので、曲がり角まで行ってみることにしました。
曲がり角まで行けば、二人が歩いてくるのが見えるだろうと思っていたのですが、まだ姿は見えません。
私は、その先まで行ってみました。
そこはもう、バス停のある道祖神が見渡せます。
でも、二人の姿はありませんでした。
どきどきしてきました。
途中に何台も車とすれ違いました。
大阪の事件があったばかりなので、私の想像は、悪い方向に向かいました。
ええっ?二人とも車に連れ込まれてしまった?
携帯を持ってこなかったことを後悔しました。
玄関の鍵を開けるだけのつもりだったので、手ぶらで家を出てしまいました。
本当にどこへ行ってしまったのか?

一箇所だけ、曲がる道があります。
でも、そこを曲がると、私の家に行くには、遠回りになるので、その道を行ったとも思えません。
徐々に道祖神が近づいてきますが、子供の姿はありませんでした。
私の心臓はバクバクして、足もがくがくしてきました。
とりあえず、道祖神まで行ってみて、周辺を見て、それから急いで家に帰ってみようと思いました。

すると、ふっと二人の姿が現れました。
そのときの私のほっとしたことと言ったら、どう表現してよいかわかりません。
何だか、身体の力が抜けるようでした。

ミニは、遠くから私の姿を見つけると、
「あっ!パパだ!」
と言って、私に向かって走ってきました。
まめは、
「ババ、どうして僕たちが来たのがわかったの?ママから電話があったの?」
と言います。
「そうよ。とっくに家に着くはずなのに、なかなか来ないから、心配したよ。」
と言うと、まめは、
「ちょっと、お墓のところで遊んでいたんだよ。」
と言います。

途中にお墓があるのですが、そこがちょっとしたスペースになっています。
そこで、年寄りなどが、座って休んだりしているのを見かけることが多いのですが、そこで遊んでいたと言います。
「寄り道しないでまっすぐ来ないとダメ」
と言いました。
それと、
「知らない人の車に絶対に乗ってはダメ」
という話もしました。
二人とも、声を揃えて
「わかってるよ!」
と言っていました。

本当に、何があるかわからない世の中なので、子供の心配は尽きません。


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