私の会社の週末は、いつもより念入りに掃除をします。
誰に言われたわけでもないのですが、入社以来自分でそう決めて、ずっとそうしています。
そろそろ掃除が終わろうとしていた時、若い男性社員が私のそばを通り過ぎ、一旦部屋から出て行ったのですが、再びドアを開けて、私に言いました。
「あの~、朝からずっと気になっていたんですけど・・・」
私は、
「何?」
と言って構えました。
すると、
「はーちゃんの後ろの髪の毛、寝癖がひどいんですけど・・・。」
言われて、触ってみたところ、確かにかなりひどい状態で毛が立っていました。
そういえば、今朝は、ブラッシングもせずに寝起きのままだったなと。
ミニのお宮参りのときも、娘から
「お母さん、今日は寝癖がひどいよ。」
と言われたっけ。
あはは
いくら、年を取ったからと言っても、身だしなみは、きちんとしなくちゃダメですね。
話は変わりますが、会社の人のことです。
私の会社の人に福島県出身の女性がいます。
20代前半の頃、東京に出てきて結婚し、数年間東京で暮らした後、神奈川県に家を購入して、それ以降ずっと神奈川に住んでいます。
「縁は異なもの」と言いますが、その人が私の会社に入社してから「ええっ?」と思うことが何度かありました。
当時私の会社でアルバイトをしていたおじさんが、彼女を見て、
「あの人、うちの奥さんと同じ職場にいた人だと思う。」
と言います。
彼女に聞いてみたところ、私の会社に入社する前の勤務先は、おじさんの奥さんと同じでした。
「えっ?あの人の旦那さんなんですか?」
と彼女は驚いていました。
でも、それは、周辺の地域のことですから、そういうことがあってもたいして驚くようなことではないかもしれません。
それからしばらくして、彼女に中学の同窓会の案内が来ました。
色々連絡を取っているうちに中学の時に担任だった先生が、会社のすぐ近くに住んでいることがわかり、とても驚いていました。
先生がどこをどうして福島からこちらに移ってきたのかはわかりませんが、不思議な偶然だなぁと思いました。
それだけではないんです。
私の会社は販売を兼ねた製造会社なので、仕入先もたくさんあります。
仕入先のほとんどは、私が入社する以前からずっとお付き合いのある会社です。
彼女が入社してから、その中の1つの会社の社長さんが月末の集金に来られて、彼女と顔を合わせた途端、二人は絶句していました。
というのも彼女とその社長さんは、同じ中学の同級生だったんです。
何という偶然!
仕入先の社長さんは、同窓会などには顔を出すことはなかったらしいので、何十年ぶりかの再会で、二人ともただただ驚いていました。
それから数年後、ある仕入先で私の会社の担当だった人が定年退職となり、代わりに担当になる人が挨拶に来ました。
すると、またまたびっくり。
その人は、彼女の家の裏に住んでいた人だったそうです。
彼女と生まれ育った場所が同じ人が、二人も私の会社に出入りしているというのは、驚きです。
しかも、福島から神奈川のこんな田舎で出会うんですよ!
驚くのは、それだけではないんです。
彼女の息子さんは、現在関西方面に住んでいます。
お孫さんが3人いるのですが、そのお孫さんの一人の発表会を彼女も参観したそうです。
すると、そばにいた父兄から声をかけられたそうです。
その人も、当然、お孫さんの参観に来ていた人です。
「もしかして、あなた△△高校で一緒だった○○さんじゃない?」
と。
それほど、親しい間柄ではなかったそうですが、間違いなく高校の同級生だったとか。
その人は栃木県に嫁いだのですが、娘さんが関西の人と結婚したため、たまたま幼稚園が一緒になったということだそうです。
へぇ~
片方は、福島から神奈川へ、片方は福島から栃木へ出て、その二人の子供が関西に住むことになり、孫の幼稚園が同じだったということです。
それからしばらくして、彼女の息子さんの浮気が発覚しました。
もう5~6年も不倫していたそうです。
その不倫相手というのが、な、な、なんと!発表会の時に声をかけられた同級生の娘さんだったとか。
縁は異なもの味なもの---男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、不思議でおもしろいものである
とは、言いますが、「味なもの」とはとても言えない事態に発展し、その騒動は今でも継続中です。
それにしても、彼女が縁を呼び寄せる人なのか、そんな設定をドラマにしたら、あまりに不自然だと思われるようなことが実際にあって、やはり”事実は小説より奇なり”なんでしょうね。
誰に言われたわけでもないのですが、入社以来自分でそう決めて、ずっとそうしています。
そろそろ掃除が終わろうとしていた時、若い男性社員が私のそばを通り過ぎ、一旦部屋から出て行ったのですが、再びドアを開けて、私に言いました。
「あの~、朝からずっと気になっていたんですけど・・・」
私は、
「何?」
と言って構えました。
すると、
「はーちゃんの後ろの髪の毛、寝癖がひどいんですけど・・・。」
言われて、触ってみたところ、確かにかなりひどい状態で毛が立っていました。
そういえば、今朝は、ブラッシングもせずに寝起きのままだったなと。
ミニのお宮参りのときも、娘から
「お母さん、今日は寝癖がひどいよ。」
と言われたっけ。
あはは
いくら、年を取ったからと言っても、身だしなみは、きちんとしなくちゃダメですね。
話は変わりますが、会社の人のことです。
私の会社の人に福島県出身の女性がいます。
20代前半の頃、東京に出てきて結婚し、数年間東京で暮らした後、神奈川県に家を購入して、それ以降ずっと神奈川に住んでいます。
「縁は異なもの」と言いますが、その人が私の会社に入社してから「ええっ?」と思うことが何度かありました。
当時私の会社でアルバイトをしていたおじさんが、彼女を見て、
「あの人、うちの奥さんと同じ職場にいた人だと思う。」
と言います。
彼女に聞いてみたところ、私の会社に入社する前の勤務先は、おじさんの奥さんと同じでした。
「えっ?あの人の旦那さんなんですか?」
と彼女は驚いていました。
でも、それは、周辺の地域のことですから、そういうことがあってもたいして驚くようなことではないかもしれません。
それからしばらくして、彼女に中学の同窓会の案内が来ました。
色々連絡を取っているうちに中学の時に担任だった先生が、会社のすぐ近くに住んでいることがわかり、とても驚いていました。
先生がどこをどうして福島からこちらに移ってきたのかはわかりませんが、不思議な偶然だなぁと思いました。
それだけではないんです。
私の会社は販売を兼ねた製造会社なので、仕入先もたくさんあります。
仕入先のほとんどは、私が入社する以前からずっとお付き合いのある会社です。
彼女が入社してから、その中の1つの会社の社長さんが月末の集金に来られて、彼女と顔を合わせた途端、二人は絶句していました。
というのも彼女とその社長さんは、同じ中学の同級生だったんです。
何という偶然!
仕入先の社長さんは、同窓会などには顔を出すことはなかったらしいので、何十年ぶりかの再会で、二人ともただただ驚いていました。
それから数年後、ある仕入先で私の会社の担当だった人が定年退職となり、代わりに担当になる人が挨拶に来ました。
すると、またまたびっくり。
その人は、彼女の家の裏に住んでいた人だったそうです。
彼女と生まれ育った場所が同じ人が、二人も私の会社に出入りしているというのは、驚きです。
しかも、福島から神奈川のこんな田舎で出会うんですよ!
驚くのは、それだけではないんです。
彼女の息子さんは、現在関西方面に住んでいます。
お孫さんが3人いるのですが、そのお孫さんの一人の発表会を彼女も参観したそうです。
すると、そばにいた父兄から声をかけられたそうです。
その人も、当然、お孫さんの参観に来ていた人です。
「もしかして、あなた△△高校で一緒だった○○さんじゃない?」
と。
それほど、親しい間柄ではなかったそうですが、間違いなく高校の同級生だったとか。
その人は栃木県に嫁いだのですが、娘さんが関西の人と結婚したため、たまたま幼稚園が一緒になったということだそうです。
へぇ~
片方は、福島から神奈川へ、片方は福島から栃木へ出て、その二人の子供が関西に住むことになり、孫の幼稚園が同じだったということです。
それからしばらくして、彼女の息子さんの浮気が発覚しました。
もう5~6年も不倫していたそうです。
その不倫相手というのが、な、な、なんと!発表会の時に声をかけられた同級生の娘さんだったとか。
縁は異なもの味なもの---男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、不思議でおもしろいものである
とは、言いますが、「味なもの」とはとても言えない事態に発展し、その騒動は今でも継続中です。
それにしても、彼女が縁を呼び寄せる人なのか、そんな設定をドラマにしたら、あまりに不自然だと思われるようなことが実際にあって、やはり”事実は小説より奇なり”なんでしょうね。