長い間、ブログをお休みしてしまいました。
今まで、なんとなく気が乗らないというか、書く気力がありませんでした。
娘の飼い犬である甲斐犬のまるが悪性リンパ腫で亡くなってしまってから、娘の家には次々と災難が降りかかりました。
5月に分離症と診断されたまめたろうは、サッカーはもちろんのこと、学校の体育もできず、自転車に乗ることも止められたまま3か月間過ごしました。
医師に言われた通り、コルセットをつけて大事にして過ごしたのですが、3か月経って検査をした結果、分離症は3か月前と全く変わっていなくて、これ以上はやりようがないということで、結局、その3か月間は無駄になってしまいました。
サッカーができなかった間は、まめたろうにとっては、とても大事な時期でした。
高校になってもサッカーを続けたいと思っているまめにとっては、サッカーの強豪校に入るのは無理でも、ある程度サッカーに力を入れている高校に入りたいという希望があり、夏休み前のサッカーの試合は、そういうチャンスを得るための大事な時期でした。
その時期を見学だけで過ごして、チャンスを得ることができないまま終わってしまったので、まめは
「もう僕は終わった。希望は何もなくなってしまった」
と言って、泣き明かす日々が続きました。
パパがずいぶん説得して、まめの気持ちが落ち着き、少し前向きの気持ちを持つようになったのですが、結局、腰は良くならず、このまま分離症と付き合いながらサッカーを続けていくしかないということになりました。
「あの三か月はなんだったんだ!全部無駄になっちゃったよ。」
とまめは言っていました。
そんなときに、娘が突然のめまいに襲われて、辛い日々を送るようになりました。
病院でいろいろ検査をした結果、『良性発作性頭位めまい症』という診断でした。
耳石がはがれて、それが原因でめまいが起きるんだそうです。
最初の頃は吐き気を伴っていたため、かなりキツイ日々だったらしいのですが、徐々に吐き気が治まったものの、めまは続いているそうです。
病院では「そのうち治りますよ」と言われていて、ネットで調べると長くて40日くらいで治まると書かれていますが、娘の場合は2か月経った現在もまだ治っていないようです。
一体いつになったら、めまいが治まるのだろうと思っています。
まめの分離症が治らず、娘のめまいも治っていない時、今度はパパが仕事で怪我をしました。
膝の半月板損傷で、手術をしないといけなくなりました。
でも、仕事の関係ですぐに手術するわけにはいなないらしく、来年まで怪我を持ち越すことになりました。
普通にしていれば、痛みはないらしいのですが、立ったり座ったりがキツイんだそうです。
娘は次々と起こる家族の出来事に落ち込んでいました。
そんな中、良いこともありました。
娘が以前から転職を希望していた職場に空きができ、面接試験を受けることになりました。
コロナ禍で就職希望者も多く、たった一人の枠だったので、娘はほぼあきらめていたようですが、めでたく採用になり、10月から転職することができました。
そして、2週間前に山梨の預かりボランティアさんから8歳という高齢犬ではありますが、甲斐犬の大福クンを譲り受けることになりました。
大福クンは飼い主をなくして、ほぼ放置状態で置かれていたのをボランティアさんが見兼ねて引き取った犬だそうです。
甲斐犬のまるを亡くしたばかりの娘のところへ動物病院の先生から大福クンの話があり、娘は運命のようなものを感じたと言います。
寂しかった娘の家も再び犬のいる生活が始まり、娘一家の気持ちも少しずつ前向きになってきていました。
初めて娘の家に来た時の大福
そんな時です。
先週の木曜日の夜、娘から、まめたろうがサッカーの練習試合中にケガをして救急車で運ばれたという連絡がありました。
搬送先の病院でレントゲンを撮り、即入院となりました。
足の膝の骨がぱっくり折れています。
すぐに手術してもらえるものと思っていましたが、まめたろうは成長期なので、大人とは違い簡単に手術というわけにはいかないそうです。
術式は3つあって、どの方法を取るかというのを相談して決めるそうです。
手術の方法によっては、術後一か月は荷重できないということで、一か月は全く身動きできなくなるということも考えられるそうです。
足の怪我は、外科的なもので手術後、リハビリをして徐々に治っていくだろうと思いますが、まめの心が心配です。
入院が長引けば、期末テストも受けるとができず、進学につながる成績も出ないわけで、希望の高校に入学できるかどうかもわからなくなりそうです。
まだ、手術をしていないので、どうなるかわからないのですが、まめのことを考えると気持ちが萎えてしまいます。
分離症の時から、何とか気持ちを立て直したまめたろうなのに、ここにきて大きな怪我をしてしまい、この先どうなってしまうのかと思います。
元気に学校へ行く中学生やサッカーの練習のため自転車に乗っている子供を見ると、まめのことが思い出されて、たまらなくなります。
時期が悪かったなぁと思います。
まだ中学一年生くらいの時なら、進路に影響なかったと思いますが、こんな切羽詰まった時に次々と怪我をして、本当にどうなってしまうのかと気持ちの持っていきどころがなく、ブログに書くことにしました。
娘一家が、次々と起こる災難から解放されて、落ち着いた日々が過ごせますようにと願うばかりです。