はーちゃんの気晴らし日記

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クマの食事マイスター

2014年05月13日 | クマ
クマは、現在、落ち着いています。
今回の抗生剤は今のところ効いているらしく、おしっこはきれいです。
変な臭いもなく、膀胱炎の症状は治まっている感じです。

以前まで毎日数回あった小さな痙攣も全くなくなりました。
痙攣がなくなってから一週間以上が経っていると思います。

眠ったきりなので、落ち着いているという表現が正しいかどうかわかりません。
人間で言えば、植物状態ということでしょうか。
毎日、穏やかにただただ眠り続けています。
たまに目を開けていることがありますが、起きているのかどうかわかりません。

食事は、自力で食べることはできなくなりました。
食べないと生きていけないと思い、強制的に食べさせています。
無理やり口を開けて、ふやかしたフードを入れています。
すると口の中で、もぐもぐやって飲み込んでいます。
そうして食べさせれば食べるし、見事なくらい良い便もします。
おしっこの量が少なかったり、食べる量が少ないと思ったときは、点滴をしています。

食事のさせ方は、眠っているクマを目覚めさせるために、スポイトで口の横から水を入れます。
そうすると目を覚まし、口をくちゃくちゃさせて、水を飲みます。
それが目覚めた合図と思い、フードを食べさせます。
自分で口を開けないので、牙の後にある小さな歯の部分に指を入れて、口を開けさせます。
そこへ正面から、スプーンでふやかして柔らかくしたフードを入れます。
最初はこぼしたり、落としたりして、ずいぶん時間がかかりましたが、今は結構上手い具合に口に入れることができるようになりました。
フードが口に入ったら、すぐに頭を横にします。
フードをのどに詰まらせてしまうと大変なので、そうならないように顔を横に向けます。
そうすると、クマは口をくちゃくちゃさせてゴクンと飲み込みます。
そんな風に今は食事をさせています。
主人は、その光景をあきれたように見ています。
「オレには、できない」
と言います。
私が生み出したクマの食事のさせ方です。
私は、クマの食事のマイスターになったと自負しています(苦笑)

この強制的な食事のさせ方は、自分でも疑問に思うことがあります。
クマにとって、どうなのかなと思うんです。
それにただ眠っているだけなのに、無理に食べさせて命をつないでいることもどうなのかとも思います。
でも、食べさせなければ、どんどん弱っていくんだろうと思います。
無理やりでも食べさせれば食べるのに、放ってはおけないという思いがあり、毎日複雑な思いで無理無理食事をさせています。

ただ、クマが一日を穏やかに過ごしているのが救いです。
これが苦しそうなら、もっと複雑な思いになるのでしょうが、今は落ち着いて眠っているので、私たちも落ち着いて日々を過ごしています。

クマが、どんな形で息を引き取るのか想像はできませんが、クマの寿命が尽きるまでお付き合いをしていきたいと思っています。


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