昨日のクマは、早朝に立ち上がってからその後も何度か立ち上がる事がありました。
午後になってからは部屋をウロウロ歩くようになり、夕方には物につまずきそうになると、それを避けるためにポンと飛んだりもするようになりました。
もっともその後は、倒れこんでしまっていましたが、ジャンプをしようとする元気が出てきていました。
昨日は、夕方の散歩にも行きました。
今朝は、キッチンまで歩いてご飯を食べに来ました。
信じられないようなクマの復活でした。
昨日、娘が来て勘九郎のカットをしてくれたのですが、ついでにクマの爪を切り、肉球からはみ出した毛を刈ってくれたので、歩きやすくなったというのもあると思います。
今までは、クマはよく歩いていたので、地面でこすれて爪も毛も伸びなかったのですが、ちょっと動かない間にずいぶん伸びてしまっていました。
クマは、前日までのように一日中寝てばかりいることはなく、目が覚めている時は横になったまま顔を上げて、私たちの様子を見ていました。
私たちは、昨日の明け方の騒ぎで、
「あの時、クマはあの世から蘇ったのかもしれない」
と笑いました。
「だって、あの時は本当に息をしていない感じだったよね。」
と、私が言うと主人は、
「はーちゃんが騒ぐから、オレもその気になっちゃったよ。」
と言います。
「でも、お父さんだって『息をしていない』って、認めたじゃない」
と、私たちは昨日の早朝の騒ぎのことで、笑い合いました。
「元気になったのは、気圧のせいもあるかもしれないよ。」
と娘が言います。
娘に言われて、ハイジの事を思い出しました。
ハイジも低気圧が来ると、体調が悪くなっていました。
以前、義母が入院していた病院の看護婦さんが、”台風の前後は体調が悪くなる人が多くて、救急搬送されて来る人が増える”と言っていたのを思い出しました。
クマの体調は台風の影響もあったのかもしれません。
台風が去り、影響がなくなってからクマの体調は戻ってきました。
昨日の朝、いくら身体を触っても起きなかったのは、年を取って眠りが深くなっているのもあります。
それと耳もかなり遠くなっている・・・というより、ほとんど聞こえていないようです。
8月の末に何度も停電になるほどのすごい落雷がありましたが、そんなにひどい雷もクマには聞こえなかったらしく、平和に過ごしていました。
雷は大嫌いなので、鳴り出すと尻尾を下げ、ブルブル震えてハアハア呼吸を荒立てます。
そんな様子を見ていると、クマの心臓がどうにかなってしまうのではないかと思うくらいだったので、耳が聞こえなくなって良いこともあると思いました。
クマの具合が悪くなる前のことですが、近所の人が自治会の集金に来ました。
今までは、近所の人とゆっくり話をする事はありませんでしたが、仕事を辞めてからは、立ち話をする機会も多くなりました。
その集金に来た人と、ペットの話になりました。
「お宅には、ワンコが3匹もいるから、大変ねぇ」
という事から、その人の猫の話になりました。
今年の春、飼い猫が亡くなったそうです。
私は、その人が猫を飼っていたことすら知りませんでした。
その亡くなった猫というのは23歳だったそうです。
”犬と比べて猫の方が長生き”とは聞きますが、それにしてもかなりの長寿だったと思います。
甥っ子さんが拾ってきた猫らしいのですが、生まれつき、耳が聞こえない猫ちゃんだったとか。
「最初は、名前を呼んでも来ないし、何かあると変な反応をするし、この猫は、バカなんじゃないかと思っていたんですよ。」
と言います。
でも、避妊手術のために病院へ連れて行ったところ、獣医師から、耳が全く聞こえていないと言われたそうです。
それで、納得だったそうです。
聞こえないから、名前を呼んでも来ないし、後ろから触ろうとすると、飛び上がったりした。
決して、バカだったわけじゃないというのがわかり、それからは、耳が聞こえないことを前提に猫ちゃんに接することができたので、お互い分かり合えたと言っていました。
その時の獣医師さんから、
「耳が聞こえないってことは、変な雑音も聞こえないわけで、平和に過ごせるんですよ。きっと、この猫ちゃんは、長生きすると思いますよ。」
と、言われたそうです。
その獣医師さんの言葉通り、猫ちゃんは、23年間生きたそうです。
そんな話を聞いて、クマも最近、かなり耳が遠くなっているので、怖い音も聞こえることなく、平和に過ごすことができているのかもしれないと思っていました。
その猫ちゃんのようにクマも、もっと長生きできるかも、昨日からの復活で、そう思い始めています。
午後になってからは部屋をウロウロ歩くようになり、夕方には物につまずきそうになると、それを避けるためにポンと飛んだりもするようになりました。
もっともその後は、倒れこんでしまっていましたが、ジャンプをしようとする元気が出てきていました。
昨日は、夕方の散歩にも行きました。
ツブがカートを押しました。
今朝は、キッチンまで歩いてご飯を食べに来ました。
信じられないようなクマの復活でした。
昨日、娘が来て勘九郎のカットをしてくれたのですが、ついでにクマの爪を切り、肉球からはみ出した毛を刈ってくれたので、歩きやすくなったというのもあると思います。
今までは、クマはよく歩いていたので、地面でこすれて爪も毛も伸びなかったのですが、ちょっと動かない間にずいぶん伸びてしまっていました。
カット後の勘九郎
勘九郎もずいぶん年を取りました。
勘九郎もずいぶん年を取りました。
クマは、前日までのように一日中寝てばかりいることはなく、目が覚めている時は横になったまま顔を上げて、私たちの様子を見ていました。
私たちは、昨日の明け方の騒ぎで、
「あの時、クマはあの世から蘇ったのかもしれない」
と笑いました。
「だって、あの時は本当に息をしていない感じだったよね。」
と、私が言うと主人は、
「はーちゃんが騒ぐから、オレもその気になっちゃったよ。」
と言います。
「でも、お父さんだって『息をしていない』って、認めたじゃない」
と、私たちは昨日の早朝の騒ぎのことで、笑い合いました。
「元気になったのは、気圧のせいもあるかもしれないよ。」
と娘が言います。
娘に言われて、ハイジの事を思い出しました。
ハイジも低気圧が来ると、体調が悪くなっていました。
以前、義母が入院していた病院の看護婦さんが、”台風の前後は体調が悪くなる人が多くて、救急搬送されて来る人が増える”と言っていたのを思い出しました。
クマの体調は台風の影響もあったのかもしれません。
台風が去り、影響がなくなってからクマの体調は戻ってきました。
昨日の朝、いくら身体を触っても起きなかったのは、年を取って眠りが深くなっているのもあります。
それと耳もかなり遠くなっている・・・というより、ほとんど聞こえていないようです。
8月の末に何度も停電になるほどのすごい落雷がありましたが、そんなにひどい雷もクマには聞こえなかったらしく、平和に過ごしていました。
雷は大嫌いなので、鳴り出すと尻尾を下げ、ブルブル震えてハアハア呼吸を荒立てます。
そんな様子を見ていると、クマの心臓がどうにかなってしまうのではないかと思うくらいだったので、耳が聞こえなくなって良いこともあると思いました。
クマの具合が悪くなる前のことですが、近所の人が自治会の集金に来ました。
今までは、近所の人とゆっくり話をする事はありませんでしたが、仕事を辞めてからは、立ち話をする機会も多くなりました。
その集金に来た人と、ペットの話になりました。
「お宅には、ワンコが3匹もいるから、大変ねぇ」
という事から、その人の猫の話になりました。
今年の春、飼い猫が亡くなったそうです。
私は、その人が猫を飼っていたことすら知りませんでした。
その亡くなった猫というのは23歳だったそうです。
”犬と比べて猫の方が長生き”とは聞きますが、それにしてもかなりの長寿だったと思います。
甥っ子さんが拾ってきた猫らしいのですが、生まれつき、耳が聞こえない猫ちゃんだったとか。
「最初は、名前を呼んでも来ないし、何かあると変な反応をするし、この猫は、バカなんじゃないかと思っていたんですよ。」
と言います。
でも、避妊手術のために病院へ連れて行ったところ、獣医師から、耳が全く聞こえていないと言われたそうです。
それで、納得だったそうです。
聞こえないから、名前を呼んでも来ないし、後ろから触ろうとすると、飛び上がったりした。
決して、バカだったわけじゃないというのがわかり、それからは、耳が聞こえないことを前提に猫ちゃんに接することができたので、お互い分かり合えたと言っていました。
その時の獣医師さんから、
「耳が聞こえないってことは、変な雑音も聞こえないわけで、平和に過ごせるんですよ。きっと、この猫ちゃんは、長生きすると思いますよ。」
と、言われたそうです。
その獣医師さんの言葉通り、猫ちゃんは、23年間生きたそうです。
そんな話を聞いて、クマも最近、かなり耳が遠くなっているので、怖い音も聞こえることなく、平和に過ごすことができているのかもしれないと思っていました。
その猫ちゃんのようにクマも、もっと長生きできるかも、昨日からの復活で、そう思い始めています。