はーちゃんの気晴らし日記

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運動会のいい話

2011年10月06日 | 雑談
会社の人が、運動会を終えて、こんな話をしてくれました。

彼には3歳になる娘さんがいます。
娘さんは、保育園の運動会で今年初めてリレーをすることになりました。
そして、運動会の少し前から、
「パパ、私が走るところを絶対見てね!」
と毎日のように言っていました。

運動会当時、リレーが始まり、選手入場の時も娘さんは張り切るあまり、みんなの列を離れて、一人でコースを走ってしまったりして、その気合の入れようは見ていても半端ではなかったそうです。

そして、いよいよ娘さんの番になり、バトンを受け、走り出したのですが、ほんの少し走ったところでつまずき、転んでしまいました。
思いっきり走り出していたので、転び方もひどく、手足にかなりのすりむき傷ができたのが客席からでもわかりました。
「これは、相当痛そうだな。多分、走るどころではないだろうな。」
と思っていたところ、娘さんは、泣くこともなく立ち上がり、走り出しました。
娘さんは、ただただ前を向いて必死で走りました。
その形相には、ただならぬものを感じたと言います。

「娘のそんな真剣な顔を見たのは初めてでした。」
と会社の人は言っていました。
その姿を見た途端、涙が止まらなくなり、娘さんの姿が見えないほど、泣いてしまったと言っていました。

「あの姿を見たら、ボクも少々のことで、へこたれていられないなと思いました。」
と言っていました。
私の会社の新人さんですが、娘さんの姿が今後の彼の力になるだろうなと思いました。




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