はーちゃんの気晴らし日記

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ハイジのしっぽ

2008年09月18日 | ハイジ
犬のしっぽの役割に、感情を表すというものがあることは、誰でも知っていると思います。
一般に、犬がしっぽを振っているのは喜びを表すと言われますが、一概に喜んでいるとばかりは言えません。
現に、近所のナナちゃんというワンコは、尻尾を振りながら吠えます。
どう見ても、喜んでいるようには見えません。
そういう場合の犬は、相手を警戒しています。
なので、そこで手を出すと犬は驚いて噛み付いたりすることがあります。

しっぽが垂れているときは、怖かったり、痛かったり、何か犬にとって不快なことがある場合が多いです。
クマは雷が鳴るとすぐに尻尾が下がります。
ハイジは、クマに追いかけられたり、体調が悪かったりすると尻尾が股の間に入っています。
それでハイジの体調や感情を知ることができます。
でも、勘九郎の尻尾が下がっているのは見たことないかも?

しっぽの役割は、もともとは、身体のバランスを調整するためのものだそうです。走っている途中で急に方向転換しようとした時、しっぽで速度の低下や転倒を防ぐ役割を果たしているとか。
尻尾を丸めることによって、寒さを防ぐ役割もしているそうです。

これだけ、尻尾には役割があるのに、犬の種類によっては生まれてすぐに断尾してしまうものもあるので、そういう犬種は、不都合がないのかなぁと思います。
プードルの尻尾も多少短く切るらしいです。

前置きが長くなりましたが、最近のハイジを見ていて思うことがあります。
ハイジは現在、14歳と3ヶ月。
人間の年で言ったら、73~4歳というところでしょうか。
ハイジが我が家にやってきたのが6歳の後半でした。
人間の年で言ったら43歳くらいかな?
当時のハイジは、歩くときは、現在の勘九郎のようにしっぽをぴんと上に立てて歩いていました。
そして、何か怖いことがあったり、身体に痛みがあったりすると、しっぽは股の間に入っているのもハイジの特徴でした。
なので、ハイジの尻尾の位置でそのときのハイジの体調や気持ちが判断できました。
ところが、最近のハイジは、尻尾が上まで上がることはありません。
いつも尻尾は垂れ下がったままです。
でも、股の間に入っているわけではないので、体調が悪かったり怖いことがあったりしているわけでもなさそうです。
家族の間では、「年を取って尻尾が上がらなくなったのかな?」と話しています。

いつごろからハイジの尻尾は上がらなくなったのか?
さかのぼって写真を探してみました。
ところがハイジは我が家にやってきたときからほとんどが食っちゃ寝、食っちゃ寝ばかりで、あまり歩いている写真がないことに驚きました。

これは、2005年の2月頃です。
ハイジが10歳の頃です。
尻尾はしっかり立ってます。

やっぱり、若かったなぁ。

これは2006年の6月
たまたまそばに新聞があるのでわかります。
中田英俊の引退の記事が一面に出ています。


ついでにおめかししたハイジの写真が出てきたので見てやってください。
ハイジの11歳の誕生日です。




そして、昨日のハイジです。

食事中ですが、尻尾が下がってます。


勘九郎がぴんと尻尾が立っているのがわかりますが、以前はハイジもこんな感じでした。

犬種によっては、もともと尻尾を立てない犬種もありますが、ハイジの場合は若い頃は尻尾が立っていたので、やはり年とともに尻尾が下がっているように思われます。
そういえば、かなり年寄りの犬が散歩をしているのに出会うと、尻尾が下がっているように思えます。
犬の尻尾も年齢とともに下がるのかな?
人間の背骨が曲がってくるのと同じようなものなのかな?
と思ったりしています。





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