はーちゃんの気晴らし日記

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送別会の顛末

2012年04月26日 | 雑談
昨日は、送別会でした。
先日記事にしたアスペルガーの人の送別会です。

その時にも書いたように、実際、社内の人のほとんどが、彼の送別会を拒否し、このままでは、本当に送別会は開かれないままに終わってしまいそうでした。

私が今の会社に入ってから18年になります。
少人数であまり入れ替わりのない会社ですが、それでも、18年間の間には、何人かの人の送別会を経験しました。
当然、私の一年先輩の彼も私と共にそれぞれの人の送別会に出席しているわけです。
最後は、変な形で突然辞めることになりましたが、それなりに会社に貢献してきたわけですから、19年間いた彼の送別会をしないというのは、やはり変だと思いました。

社長も、
「そんなにみんなが出席したくないというなら、やってもしょうがないしなぁ」
と言っています。
それで私は、社長の奥さん的存在の経理の女性に
「本当に送別会をしないつもり?彼が出席したくないというならそれはそれで良いけど、一応声だけはかけた方が良いんじゃないかなぁ。」
と言いました。
彼女は、
「私はやりたくないわ。やっても出席したくない。やるなら、社長とあなたと彼と3人でやれば?」
と言います。
でも、そう言いながらも、彼女も気になったらしく、再度社長に相談に行きました。
そして、近場で簡単にお食事会的なものをしようということになりました。
それで、現場の人たちにも話をして、送別会が開かれることになりました。
ところが、それを彼に伝えると、
「足がないのでそのお店には行けない」
と言います。
「仕事に来るみたいに自転車で来れば良いでしょう」
というと、
「夜に自転車に乗るのは怖いから、どうしても送別会をするというのなら、迎えに来て欲しい。」
と、言いました。
”どうしても送別会をするなら”って、まるで他人事です。
誰の送別会なんだ?

社長は、
「これが最後なんだから、迎えに行くことにしよう」
と言ったので、みんなはキレました。
誰が迎えに行くんだ?
何様のつもり?
口々に言っていました。
あーあ、私が余計なことを言ったばかりに、また社内で、揉め始めました。
送別会のことなんか黙っていて、成り行きに任せれば良かった~
後悔しきりでした。
それから、送別会をいつやるか?ということでも揉めました。
彼が辞める前日に送別会をすることが急遽決まったので、日にちがありません。
聞けば彼は、26日から田舎に帰り、その後いつこちらに戻ってくるかは未定だと言います。
それで、急遽25日に送別会をすることになったため、予定が入っていてどうしても出席できないという人も出てきました。

送別会の当日の昨日、彼女は再度、退職する彼に電話しました。
仕事もあるし、迎えに行ける人がいるかどうかわからないから、バスを利用して自分で来て欲しいと言ったようです。
彼の住所を検索したところ、すぐ近くにバス停があるのがわかったからです。
ところが、彼は、「バスには乗ったことがないから、乗れない」と言ったらしい。
「社長が迎えに来てくれると言ったから、送別会に行くと言ったけど、誰も迎えにこないのなら、送別会は出ない」
と言って、一方的にガチャンと電話を切ったらしい。
送別会をされる本人が来ないのに送別会を開いても仕方ありません。
彼女の息子である次期社長が、
「俺が迎えに行くよ。」
と言って、再度彼に電話して、とりあえず送別会は開かれることになりました。
当然経理の女性は烈火のごとく怒りまくり、
「私は送別会には行かない!」
と大騒ぎ。
何とか私がなだめて、彼女もシブシブ出席しました。
あー、疲れる

とにかく始まりからすったもんだの連続の送別会でした。

最初のすったもんだとは別に、会は特に荒れることもなく滞りなく行われました。
というのも去年の送別会の時は、次期社長と営業部長とが大喧嘩になり、大荒れに荒れてしまい、送別会の主人公は、つまはじき状態で、ひどい会になったという前歴があります。
なので、今回はそういう揉め事もなく終わったというわけです。

送別会の費用は会社持ちなので、私としては、タダで好きなだけ飲み食いできて、満足でした

そういえば、退職した彼とは、席もずいぶん離れていたし、結局一言も言葉を交わさずに終わってしまったなぁ。


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