はーちゃんの気晴らし日記

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老いが進んだクマ

2014年01月21日 | クマ
たぶん、この1~2週間だと思いますが、クマは急に老け込んだ感じがします。
体調は悪くなさそうですが、多少ボケも入ってきているような感じです。
歩き方も一時ほどしっかりしたものではなく、立ち上がると腰が引けてしまって後ろ足もフラフラしています。
ペットボトルなどちょっとした障害物があるだけで、転んでしまいます。
発作が起きてから数ヶ月の間全く歩けなかったので、それに比べれば贅沢は言えませんが、暮れからお正月にかけてはしっかりした歩調で歩いていたので、なんだか急に年老いた感じがします。

内臓に異常はないので、食欲だけはあります。
目が良く見えないのもあり、目の前にあるものは何でも食べ物だと思ってしまうらしく、口に入れようとします。
歩きながら何かに気づくと口に入れようとします。
少し前にうっかりしてクマの口のそばに指を持っていったところ、食べ物だと思って思いっきりガブリとやられ、指が切れてしまったかと思うほど、痛い思いをしました。
この間は、お膳の上に置いてあったテレビのリモコンを食べ物と間違えて口に入れようとしていました。
臭覚だけは健在のようですが、それもどうなのかなぁと思います。

今は、目を覚ましている間中、部屋の中をウロウロ歩き回っています。
水を飲んでいることもありますが、特に何をするわけではなく、ただ歩き回っているだけのこともあります。
障害物に当たって転び、立ち上がれないときはバタバタして鳴いたりしていますが、様子を見ていると何とか自力で起き上がってまた歩き出します。
しばらく勝手に歩かせておいて、頃合を見計らって寝かせると、そのまましばらくまた眠ります。
これも一種のボケ徘徊なのかなと思います。
今のところ夜中にないだけマシだと思っています。

クマの具合が悪くなってからは、クマの起床が私の起床時間になりました。
最近は夜もよく眠ってくれて、朝は5時半から6時くらいの間に起きます。
クマが起きるとバタバタ起き上がろうとする音でわかります。
それでクマを抱いてリビングへ連れて行くと、部屋を歩き回って便をします。
見ていると便が出たのはすぐにわかるので、そのままオムツを交換してやるとさっぱりするらしく、それからまた眠り始めます。

今朝は何故かクマの起床が早く、時計を見たらまだ4時20分でした。
クマは一度目を覚ますと、じっとしていず部屋の中を歩き回るので、仕方なしに私も起きてクマを連れてリビングへ行きました。
排便してオムツを替えてやると、いつも通り食事の時間まで眠っていました。
クマの食事はドライフードですが、最近はお湯でふやかして食べさせています。
なので、フードのにおいが漂うらしく、クマはそのにおいで起き出してきます。
そんな時はやっぱり嗅覚はしっかりしているんだなと思います。

クマはウロウロ歩き回りながら色々な場所へ鼻を突っ込みます。
山梨の先生から、
「ボケると鼻を突っ込んだまま後戻りができなくて、そのまま窒息してしまうことがあるので、気をつけるように」
と言われいますが、見ていると今のところは後戻りができないということはなく、ちゃんと戻ってくるので、まだボケの程度は軽いのかもしれないと思います。
クマはそんな風に歩きながら、勘九郎やはなが眠っている顔のそばに顔を近づけたりするので、勘九郎やはなはクマに何かされると思うらしく、
「ウッー」
と唸ったり、どうかすると怒って威嚇することがあります。

ほんの少し前までは、そうするとクマも応戦し、逆にやり返して威厳を保っていましたが、今はそんな風に勘九郎やはなに吠えられても、吠えられていることすらよくわかっていないようで、ぼんやりとその場を去っていきます。
我が家のボスだったクマは誰よりも強くて、特に、はなからは恐れられていたはずなのに、今では全く威厳がなくなってしまいました。
老い故とはいえ、そんなクマを見ているとかわいそうだなと思います。

たまに長めの軽い痙攣が起きることもあり、頭の中の病気も悪さをしているかもしれないと思います。
いずれにしても年なので、色々な現象は仕方ないなぁと思っていますが、元気だった時のクマを思い出すと悲しさがこみ上げてきます。


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