どう見ても別人でしょ。

日曜日の夜、サッカーワールドカップ予選アジア大会のオマーン戦を見ていたところ、”オウム真理教の菊地直子容疑者逮捕”のニュース速報が流れました。
びっくりでした。
ついこの間、平田容疑者が出頭したばかりなので、その時にも、この菊地容疑者の事が話題になりました。
『走る爆弾娘』というニックネーム？が印象的でした。
どこでどうしているのかと思っていたら、またまたびっくり、相模原にいたとか。
私の住まいのすぐ近くです。
相模原のどこだろう？と話していたところ、城山というので、なるほど・・・と思いました。
城山というのは、２年くらい前に相模原市に市町村合併された所で、山で囲まれた閑静な地域です。
私が中央高速道路を利用する時に、いつも通る場所です。

そして、その前は町田にいたというので、またまたびっくり。
川崎、町田、相模原と私が住んでいる周辺にいたんだという事が、かなり衝撃的でした。

本人の写真が公開されましたが、まるで別人のようでした。
『写真ニュース』

これだけの違いで、通報した人が、よく本人と分かったとびっくりです。
仮に私が毎日会っていたとしても、気づかなかったと思います。
月日の流れは、人の顔つきまで変えてしまうんだなと思いました。

”どう見ても別人でしょ”。
私は、若い頃、同じ事を言われたことがあります。
２０代の前半頃でしたが、当時、私は、入退院を繰り返していました。
命にかかわるような病気ではないのですが、病み抜いたというか、次々と病気になっていた時期がありました。

ある病院に入院した時のことです。
入院手続きを済ませ、パジャマを着てベッドに座っていると、担当の看護婦さんがやってきました。
看護婦さんは、窓際にある手すりに寄りかかるようにして立って、私にこう言いました。
「さっき会った時とは、まるで別人ね。」
と。
要はお化粧を落としてすっぴんになった私は、化粧をしている時とは別人のように見えるということでした。
トゲのある言い方でした。
初対面で、いきなりそう言われて、とても嫌な感じがしました。
当時私はファンデーションに口紅をつける程度のお化粧しかしていなかったのですが、
その時、病気のせいで、肌荒れがひどく、顔は吹き出物だらけだったので、顔を洗ったら、その吹き出物がモロに表れたため、そう言われたのだろうと思いました。

その病院は、私の勤務先の上司に紹介された病院で、担当の先生がその上司の友達という関係から、私にとても親切にしてくれました。
若くて美男子だったので、病院の中でも人気があったらしく、今思うと、その看護婦さんは私にやきもちを焼いたのかな？と思ったりします。

数週間の入院後、私の肌もすっかり元に戻り、すっぴんで堂々と退院しました。

今では、お化粧前とお化粧後とでは、別人のようになっていると思うので、「別人？」と言われても、仕方ないかなぁ。

話は戻りますが、菊池容疑者も、逮捕されてほっとしていと供述しているとか。
同居していた男性も、プロポーズして、菊地容疑者の正体がわかった時、自首を勧めていたなら、今頃は、晴れて結婚して、堂々と生活できていたかもしれないと思うので、残念だなぁと思います。