センチメンタル

忙しさにかまけて

君のことは

ほったらかしになっていたから


気付いたら

一緒に暮らしていた

この部屋から

君のすべてが

なくなっていた



別れ際の言葉すら

覚えていない僕なのに


心のどこかで

君がまた

この部屋に帰ってくるんじゃないかって

そんな想いに囚われてる



君のこと

忘れてもいいくらい

時は経ったのに

時間が経てば経つほど

忘れられない

想い出が

溢れてくる僕は

センチメンタルなまま

今も

この部屋で過ごしてる


今日も

センチメンタルなまま

過ごしてる

僅かな希望を胸に抱きながら……