貴方の残像に
ずっと
囚われていた
貴方みたいな人
貴方とは違う人
いつ誰に恋したって
貴方と比較するのが
常だった私
でも
漸く長い魔法から
抜け出せた気がする
貴方のこと
凄く尊敬してたけれど
結局
貴方も
ひとりの人間
周りにいる人と
変わりないんだって
悪い意味とかじゃなく
私が
良い意味で
貴方を美化し
色眼鏡で見ていたってことなんだ
この次の恋が
あるかどうかは
分からないけれど
次は
貴方越しに相手を
見るんじゃなくて
その人自身を
見れますように
もしも願いが
叶うなら
そんな恋を
してみたい