▼大学入試センター試験問題より 現代社会 問3ですが・・・
>>>適当ではないもの・・・ということで、正解は『3』と『4』?
③ 最高裁判所は、外国人のうちの永住者等に対して、地方選挙の
選挙権を法律で付与することは、憲法上禁止されないとしている。
④ 衆議院議員選挙において、小選挙区で立候補した者が比例代表区
で重複して立候補することは、禁止されている。
>>>う~ん。④は明らかに禁止されていませんので、間違い。
問題は・・・③の現在国内で意見を二分している問題。外国人参政権、
外国人住民基本法案について、合憲か否か?という問題。
最高裁では、過去、主文【上告棄却】という判決が出ていますので、
明らかに現行の憲法上では【違憲=禁止】と結論が出た問題。
(ということで、【禁止されている】ので、間違い。③も正解となる)
ところが・・・
面倒な傍論(理由)をつけてくれたものですから、現在、外国人参政権
を推進する人たちの合憲の論拠ともなっている部分です。
※興味のある方は、判例検索などをしてみてはいかがでしょうか?
ところで・・・
>>>政治でも現在進行中の難しい問題を・・・
なぜ【受験生】に判断させるのですか?
それとも、仮に③と解答して受験生は・・・【思想に問題あり】とかで
学校によって落とす計画なのでしょうか?
(まあ、④が明らかなので、③・④とか答える人はかなり勇気の有る人
か、それとも・・・。)
いずれにしても、こんな不完全な設問をした問題作成者に問題あり。
その【意図】を含めて、今後深く追求すべき【大問題】かと思います。
(真面目に受験勉強やってきた受験生が、こんなふざけた設問で
落とされたのでは、可哀想!)
七生報國日記 ~【大学入試センター試験】~受験に持ち込まれた
【外国人参政権・外国人住民基本法案】
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