迷う首相、一気説得 “キングメーカー”鳩山氏、存在感(産経新聞)
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【激突 民主党代表選】
民主党代表選をめぐり、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の仲介役
を買って出た鳩山由紀夫前首相が「キングメーカー」として存在感
を発揮した。
6月に退陣し、任期限りでの引退を表明したのは誰だったか。
鳩山氏はそんな冷笑を気にもかけないが、その動きからは揺れ動く
心情が垣間見える。(榊原智)
「フレミングだよ!」
鳩山氏は30日、小沢氏、輿石東参院議員会長と会談後、記者団
に左手を突き出し、親指と人さし指、中指で「フレミングの法則」
の形を作った。
「首相を辞める直前は親指を突き出したけど今度は3本指か…」。
ある党中堅は首をひねったが、鳩山氏は小沢、菅両氏との
「トロイカ体制」を、電流、磁力、力の相関関係になぞらえたようだ。
鳩山氏が、小沢、菅両氏の仲介に動いたのは、両氏の関係が
これ以上悪化すれば党分裂を招くと考えたからだった。
ただ、党内第2勢力の鳩山グループが首相支持に回れば、小沢氏
は勝算が立たず、出馬を決断しなかった可能性もあった。
19日に長野県軽井沢町の自らの別荘で開いたグループ研修会に
小沢グループを招いたことが代表選の構図を作ったともいえる。
鳩山氏は首相がマニフェストを修正し、財政再建路線を掲げた
ことに不信を深めていた。
16~18日に中国・北京を訪問した際も側近にこう漏らした。
「首相に政策ペーパーを渡したのにまったくメッセージがない。
消費税で参院選に負けたことへの党内世論も分かってない。
19日の研修会では小沢氏と一緒にプレッシャーをかける」
ただ、鳩山氏は「そうは言っても首相を代えるのはまずいよ」
とも語っており、この時点では最終的に首相続投を支持する
腹づもりだった。
ところが、25日の首相との会談後、鳩山氏は豹変
(ひょうへん)した。自らの進言に耳を貸さない首相に堪忍袋の
緒が切れたようだ。
首相と小沢氏が対立すればするほど鳩山氏の影響力は増す。
しかもどちらが代表になっても鳩山氏の協力は不可欠で、
その影響力は衰えることはない。
小沢氏が代表になった方が分裂は回避できると考えたフシもある。
首相が続投すれば小沢氏らは党分裂へ動くに違いないが、
小沢氏が代表になっても離党者は少ないはずだからだ。
小沢、鳩山両氏の連携プレーに首相は苦悩した。
両氏の議員の多数派工作は入念で首相の支持は広がらない。
仮に続投しても両氏の協力がなければ、衆参ねじれの中で政権は
半年と持たない公算が大きい。
鳩山氏は首相の心の揺れを見逃さなかった。
30日夜の3度目の会談では、首相の弱気につけ込んだ。
政権交代を実現させたのは首相、小沢氏とのトロイカ体制だ。
ここで3人が争えばこれまでの努力が水泡に帰す。
そんな説得に首相はついに折れた。
30日夜、会談を終え、首相公邸前で鳩山氏が車に
乗り込もうとすると、首相は慌てて鳩山氏の手を握った。
「本当にありがとうございました。本当に…」。
深々と頭を下げる首相の目にはうっすらと涙が浮かんだ。
(31日産経新聞-gooニュースより)
>>『フレミングの法則』…?
もう、日本人には鳩山さんのお考えはよくわかりません。
それより、現在は国の最高リーダーでありながら、
失政に次ぐ失政で政権を放りだした前首相に阿る現首相…
その情け無さ、頼りなさが今日の株価も直撃。
代表選は結構ですから、日本と日本人のため…
潔く交代してください。民主党の皆様。
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【激突 民主党代表選】
民主党代表選をめぐり、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の仲介役
を買って出た鳩山由紀夫前首相が「キングメーカー」として存在感
を発揮した。
6月に退陣し、任期限りでの引退を表明したのは誰だったか。
鳩山氏はそんな冷笑を気にもかけないが、その動きからは揺れ動く
心情が垣間見える。(榊原智)
「フレミングだよ!」
鳩山氏は30日、小沢氏、輿石東参院議員会長と会談後、記者団
に左手を突き出し、親指と人さし指、中指で「フレミングの法則」
の形を作った。
「首相を辞める直前は親指を突き出したけど今度は3本指か…」。
ある党中堅は首をひねったが、鳩山氏は小沢、菅両氏との
「トロイカ体制」を、電流、磁力、力の相関関係になぞらえたようだ。
鳩山氏が、小沢、菅両氏の仲介に動いたのは、両氏の関係が
これ以上悪化すれば党分裂を招くと考えたからだった。
ただ、党内第2勢力の鳩山グループが首相支持に回れば、小沢氏
は勝算が立たず、出馬を決断しなかった可能性もあった。
19日に長野県軽井沢町の自らの別荘で開いたグループ研修会に
小沢グループを招いたことが代表選の構図を作ったともいえる。
鳩山氏は首相がマニフェストを修正し、財政再建路線を掲げた
ことに不信を深めていた。
16~18日に中国・北京を訪問した際も側近にこう漏らした。
「首相に政策ペーパーを渡したのにまったくメッセージがない。
消費税で参院選に負けたことへの党内世論も分かってない。
19日の研修会では小沢氏と一緒にプレッシャーをかける」
ただ、鳩山氏は「そうは言っても首相を代えるのはまずいよ」
とも語っており、この時点では最終的に首相続投を支持する
腹づもりだった。
ところが、25日の首相との会談後、鳩山氏は豹変
(ひょうへん)した。自らの進言に耳を貸さない首相に堪忍袋の
緒が切れたようだ。
首相と小沢氏が対立すればするほど鳩山氏の影響力は増す。
しかもどちらが代表になっても鳩山氏の協力は不可欠で、
その影響力は衰えることはない。
小沢氏が代表になった方が分裂は回避できると考えたフシもある。
首相が続投すれば小沢氏らは党分裂へ動くに違いないが、
小沢氏が代表になっても離党者は少ないはずだからだ。
小沢、鳩山両氏の連携プレーに首相は苦悩した。
両氏の議員の多数派工作は入念で首相の支持は広がらない。
仮に続投しても両氏の協力がなければ、衆参ねじれの中で政権は
半年と持たない公算が大きい。
鳩山氏は首相の心の揺れを見逃さなかった。
30日夜の3度目の会談では、首相の弱気につけ込んだ。
政権交代を実現させたのは首相、小沢氏とのトロイカ体制だ。
ここで3人が争えばこれまでの努力が水泡に帰す。
そんな説得に首相はついに折れた。
30日夜、会談を終え、首相公邸前で鳩山氏が車に
乗り込もうとすると、首相は慌てて鳩山氏の手を握った。
「本当にありがとうございました。本当に…」。
深々と頭を下げる首相の目にはうっすらと涙が浮かんだ。
(31日産経新聞-gooニュースより)
>>『フレミングの法則』…?
もう、日本人には鳩山さんのお考えはよくわかりません。
それより、現在は国の最高リーダーでありながら、
失政に次ぐ失政で政権を放りだした前首相に阿る現首相…
その情け無さ、頼りなさが今日の株価も直撃。
代表選は結構ですから、日本と日本人のため…
潔く交代してください。民主党の皆様。
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