【ニュースのスクラップ】グリの街のリフォーム屋

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このアニメに“希望(救い?)”はあるの? 【ぼくらの】

2007-06-23 | 【アニメ感想】ヒカリさんより寄稿
基本的には“巨大ロボット”の出てくるアニメは大人になってから(?)
あまり好きではないのですが・・
この作品には何か惹かれるものがあって(原作は知らないのだけれど・・)
観始めました。

・・・重い。重すぎる!!

敵に勝つ→敵の世界(100億人)と、敵を倒した自分(一人)も死ぬ。
負ければ→自分を含むこの世界の100億の人が全滅する。

毎回、毎回、仲間が一人づつ死んでいき(だから主題歌はuninstall?)
、敵の世界とそこで普通に暮らす100億人の人々が死んでいく。

最初は軽いゲーム感覚でこの“1対100億の命のやり取り”に参加した
主人公達(中学生)の苦悩を描く作品。
なにせ、戦って勝っても自分は死んでしまう。
戦わなければ・・また、負ければ自分を含むこの世界全部が滅びてしまう。

うーん。救われない。

でも、考えてみるとアニメに限らず、ドラマ、映画では人の命って、
本当に無頓着に扱われすぎだな。ということに気づきます。

昔から、ガミラスという星とその国民全部をぶっ潰した宇宙戦艦ヤマト。
2500万人が暮らすスペースコロニーを平気で地球に落とすジオン公国
(ガンダム)、また、宇宙難民(?)のバルタン星人を全滅させた
ウルトラマン、地球の先住民族のノンマルトを壊滅させたウルトラ警備隊
(ウルトラセブン)などなど。
まあ、その辺の作品には必ずその行為に対して“反省”というか
“後悔”があったのですが・・・今は?。

ドラマでも、いったい一週間に何人の人間が殺されて、
その謎解きを警察とは無関係の人によって面白おかしく
されているのを考えると、(だから、・・・サスペンスは大嫌い)
人の命って?なんて考えてしまいます。

リアル世界に目を移しても【イラクで自爆テロによって60人が死亡しました】
なんてニュースをいったい何人の人が真剣に耳を傾けているのでしょうか?
一日何人の人が自殺して、事故死して、殺されているのでしょうか?
誰でも愛する人を亡くした時の悲しみと後悔の経験は必ずあるはずです。
そんな感情をこの世界の100億の人全てに向けられたら
・・それだけで世界は平和に・・は理想論ですが。

さて、この作品に“救い”があることを・・・切に願います。


以上。ヒカリ




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