みなさん、こんにちは。
とうとうナンバーが100になりました。
今回は《守真志満 逐物意移》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「真」に注目しました。
漢字の成立ち辞典によると、真には「中身が充実して嘘や偽りがない」という意味があり、旧字体の眞は匕(スプーン)+鼎で、鼎に料理がいっぱいあって、からではないようすを示しているそうです。ここから、真をふくむ漢字には「中身が詰まった」というイメージがあり、
慎 中身がいっぱい詰まった心。心にすきまがなく、十分に気を配るさま。
鎮 中身が詰まった金属。文鎮。転じて押さえつける。鎮圧。
填 中身をいっぱい詰め込む。充填。
顛 いっぱい詰まる+頁(あたま)で、体のうえにあって重しとなる頭。転じて頭が逆さになること。顛倒。
となるそうです。
プリントにある、
人生感意気 功名誰復論
は、「人生意気に感ず。功名誰かまた論ぜん」と読みます。
人は名誉や金銭ではなく、意気に感じて仕事をするのだ、といった内容です。
私も、みなさんからのリアクションや、このプリントをよろこんでくれる子どもを思い描いてがんばります!
なお、リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考につくりました。
みなさんのリアクション、お待ちしています。