みなさん、こんにちは。
今回は《丙舎傍啓 甲帳対楹》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「甲」に注目しました。
漢字の成立ち辞典によると、甲は中のものを周囲から覆いかぶせて閉じ込める図形で、「物の表面にかぶさる硬い殻」を意味します。
甲をふくむ漢字には「表面にかぶさる」というイメージがあり、
押 甲(表面にかぶさる)+手 手をかぶせて押しつける。
岬 甲(かぶさる)+山 両山がかぶさった中間のはざま。日本語では「みさき」と読む。
狎 なれる。枠をかぶせて手なずけるさま。
だそうです。
ついでといってはなんですが、十干をまとめておきます。
甲 コウ きのえ
乙 オツ きのと
丙 ヘイ ひのえ
丁 テイ ひのと
戊 ボ つちのえ
己 キ つちのと
庚 コウ かのえ
辛 シン かのと
壬 ジン みずのえ
癸 キ みずのと
ひらがな部分は、鬼滅の刃の鬼殺隊の階級でつかわれていたので、子どもも関心を持ってくれるかもしれませんね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
みなさん、こんにちは。
今回は《図写禽獣 画綵仙霊》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「写」に注目しました。
写の旧字体は冩で、漢字の成立ち辞典によると、「ある場所から別の場所に物を移す」という意味があるそうです。
また舄は鵲(カササギ)を描いた図形で、場所から場所へと動くイメージがあるといいます。
ここから舄の形をもつ漢字は、
潟 舄(別の場所に移る)+水 海水を移して塩分だけが残ったところ。
瀉 水を注ぐ。流れ出る。一瀉千里(物事がはかどること。弁舌や文章がよどみのないこと)。
となります。
プリントにある
逐獣者目不見太山 は、
獣を逐(お)う者は目に太山を見ず
と読むそうですが、
獣を逐(お)う者の目は太山を見ず
の方が自然だと私は思います。
どっちにしても、ひとつのことに熱中するとまわりのことが見えなくなる、という意味です。
しかし、なにを追いかけているにしても、そのくらい真剣にならないと捕まえることなんてできないと思います。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
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みなさん、こんにちは。
今回は《宮殿磐鬱 楼観飛驚》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「磐」と「驚」に注目しました。
漢字の成立ち辞典によると、磐にふくまれる「般」には「ぐるりとまわる」という意味があり、舟+殳(棒を手に持つ形)で、かじを切って舟をぐるりともとに戻す形になっているという。ここから般には、
「ぐるりとまるく回る」
「まるく平らに広がる」
というイメージがあり、
搬 ものを移して平らに敷き広げるさま。運搬
盤 まわりがまるく平らな大皿。円盤。
磐 平らに広がった大岩。盤石。
瘢 皮膚にできた平らな傷跡。
となるそうです。
一方、驚にふくまれる敬にふくまれる苟(キョウ)は、何かに驚いて体を緊張させるさまを示す形です。
このため「敬」をふくむグループには、
「身を引き締める」
というイメージがあります。ここから、
警 敬(身を引き締める)+言 言葉で注意を与え、身を引き締めて用心させる。
驚 敬(なにかに驚いて体を緊張させる)+馬 なにかに驚いて体をこわばらせる。
となります。
千字文の道のりはまだ半ばにも達していませんが、このさき般も敬も同じグループの字は出てこないので、今回はふたつ取り上げました。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
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