みなさん、こんにちは。
千字文で漢字を学ぶプリントです。
お父さんやお母さんに習いながら音読したり、書いたりして、なんとなくでいいので漢字に馴染んでいきましょう。
そしてブログでは「招」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、招のなかにふくまれる「召」には「呼び寄せる」という意味があり、刀( ⌒ 型に曲がる)+口で、手を⌒型にしながら口で呼ぶさまを示しているそうです。
召には、
「⌒型などに反り返る」
「曲線状に曲がる」
というイメージがあるそうです。ここから、
招 召(呼び寄せる)+手 手を⌒型にして呼び寄せる。手招きする。
昭 召(⌒型などに曲がる)+日 日の光が反射して明るく照らす。照り輝いて明るい。
照 昭(明るい)+火 火の光が明るく輝くさま。照明。
沼 召(⌒型などに曲がる)+水 山間にあるくぼんだ水たまり。
紹 召(呼び寄せる)+糸 糸の末端に別の糸を招くようにつなぐさま。紹介。
詔 召(呼び寄せる)+言 上の者が下の者を呼び寄せて告げるさま。詔書。
超 召(⌒型に曲がる)+辵 曲線を描いて物の上を飛び越えるさま。
貂 クロテン。長くてしなやかに曲がる尾をもつ獣。
となるそうです。
昭がちょっとわかりづらいですが、それ以外はすんなりと理解できますね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。